「BOCCO emo」で楽しく学ぶ。ユカイ工学が新たに無料公開するプログラミング環境「プログラミングエモちゃん」
ファミリーロボットを使った新しい学習体験
ユカイ工学株式会社は、ファミリーロボット「BOCCO emo」の動きや発話を制御できる無料のビジュアルプログラミング環境「プログラミングエモちゃん」を8月6日から提供開始した。
プログラミングエモちゃんは、ユカイ工学独自の拡張版Scratchを用いたプログラミング学習ツールだ。BOCCO emoを使って、音声コマンドやセンサの入力イベントを検知し、ロボットの動きや発話を制御できる。この機能により、子どもたちは実際にロボットを動かす楽しさを体験しながらプログラミング技術を習得できるとしている。
プログラミングエモちゃんの利用方法はシンプルだ。まず専用アプリ上の「プログラミングエモちゃん」チャンネルを購読し、パソコンやタブレットでプログラミングブロックを並べていく。ブロックを組み合わせて指示を出し、BOCCO emoがその通りに動くかを確認することで、試行錯誤しながら学習を進められる。
また、「プログラミングエモちゃん」はBOCCO emoのWi-FiモデルおよびLTEレンタルモデルで利用可能だ。家庭での小学生向けプログラミング教育や夏休みの自由研究、大人向けのプログラミング研修や対話ロボットのプロトタイプ開発など、多岐にわたる活用シーンが期待される。
さらに、「kurikit」シリーズの「ココロキット」と「ココロキット+」と組み合わせることで、プログラミング学習の幅を広げられるという。作成したロボットとBOCCO emoを連動させることで、一層創造的な学びを体験できる。BluetoothやWi-Fiによる無線通信を利用し、PCやタブレット、スマートフォンでも操作が可能であるため、多様なデバイスから手軽に取り組める。