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日本のモノづくりスタートアップ、「BoTトーク」米国販売開始で子ども見守り強化

「BoTトーク」の特徴と利便性

 

 ビーサイズは米国子会社BoT US Inc.を通じて、子ども見守りGPS「BoTトーク」を8月15日より米国で販売開始した。このデバイスは米国で懸念されている子どものスマートフォン利用の健康被害や治安悪化などの社会課題に対する解決策として期待されている。価格は49.99ドル。

 「BoTトーク」は手のひらサイズのデバイスで、GPSの位置情報を基に子どもの居場所を見守ることができる。さらに、AIが生活パターンを学習し、保護者に通知する機能を搭載している点が特徴だ。AIが家族の行動やメッセージを学習し、パーソナライズされた見守りサービスを提供するという。また、BoTトークと保護者のスマートフォン間での音声メッセージの送受信が無制限に行える。

 このデバイスはSNSへの接続や有害コンテンツへのアクセス機能がないため、子どもの健康被害を阻害しない。教育現場でも支障なく利用できるUIUXデザインとなっており、日本国内でも広く支持されているという。

 「BoTトーク」は2023年2月から米国の4地域で約30家庭を対象に実証実験を行い、7月からは150家庭に拡大している。実際に利用した家庭からは、「いつでも娘と連絡が取れるので安心」「GPSで居場所を把握しながら、ボイスメッセージでコミュニケーションが取れる点が良い」などの声が寄せられているとのこと。

 製品の仕様として、幅50mm×高さ50mm×厚み21mm、重量は50g、バッテリー容量は1400mAhで、充電頻度は10日程度。生活防水・防塵(IP55)などの耐久性も有している。

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