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自動運転トラックの緊急停止時における遠隔監視・指示の実証に成功

PR TIMES

株式会社T2
KDDIと共に、NEXCO中日本によって現在建設中の高速道路で実施

株式会社 T2(東京都千代田区、代表取締役 CEO:森本 成城、以下「T2」)はKDDI株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 CEO:高橋誠、以下「KDDI」)と共に、中日本高速道路株式会社(本社:名古屋市中区、代表取締役社長 CEO:縄田 正、以下 「NEXCO中日本」)が現在建設中の新東名新秦野IC~新御殿場ICで主催する「高速道路の自動運転時代に向けた路車協調実証実験」にて、自動運転トラックの緊急停止時における遠隔監視・指示の実証に成功いたしました。
T2の自動運転技術に遠隔監視システムを連携させ、緊急事態を想定したオペレーションを構築することで、更に高い安全性を追求した自動運転トラックの社会実装に取り組んでまいります。


■本実証実験の背景
T2が目指している「レベル4自動運転」での公道走行時には、遠隔監視を行う特定自動運行主任者や交通事故等が起こった際に現場に駆け付ける現場業務措置実施者を配置することが道路交通法にて求められております。 (※)


T2は、レベル4自動運転トラックを活用した幹線輸送サービスの社会実装を目指し、昨年8月のKDDIとの資本業務提携以来、高速道路上での自動運転トラック運行に最適な遠隔監視システムの開発及び安全にトラックを運行する為のオペレーション検証を進めてきました。今回の実証実験への参加も、その一環として行われました。

■今回の実証実験の概要
今回の実証実験では地震等の緊急事態を想定し、遠隔監視システムから緊急停止指示及び安全を遠隔から確認した上での再発車指示を送信し、自動運転トラックを停止・再発車させることに成功しました。
また、本実証実験では、交通事故等で自動運転の再開が難しい場合も想定し、現場に駆け付けた現場業務措置実施者と遠隔監視者との通話機能の検証も行いました。
 
本実証実験で得た知見を通じて、T2はKDDIと共に遠隔監視システム及び自動運転トラック運行を支える体制構築を進め、安全な自動運転トラックの実装を目指してまいります。


なお、本実証はNEXCO中日本による「高速道路の自動運転時代に向けた路車協調実証実験」のユースケース4(コネクテッド車の緊急停止時における遠隔監視、操作)に該当しており、自動運転トラックの安全な実装を通じて、より安全、安心、快適に走行できる高速道路空間の実現へ貢献することを目指しています。