日本最大級のデータベース技術カンファレンス db tech showcase 2024 参加レポート

CData

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 本記事はCDataが提供する「CData Software Blog」に掲載された「日本最大級のデータベース技術カンファレンス db tech showcase 2024 参加レポート」を再編集したものです。

皆さんこんにちは、パートナーサクセスの赤塚です。

7月11-12日の二日間に渡ってTKP市ヶ谷カンファレンスセンターで開催されたdb tech showcase 2024 にスポンサーとして参加してきましたので、セッションや会場の様子をレポートいたします。
まずはイベントにご参加頂いた皆様、お忙しい中CData ブースやセッションにお越しいただいた皆様、パートナー企業の皆様、運営の皆様本当にありがとうございました!

日本最大級のデータベース技術カンファレンス

db tech showcase は株式会社インサイトテクノロジー様が主催する技術者向けのイベントで、2012年から継続して開催されており、今年は2日間にわたって76ものセッションが行われました。
スポンサー企業は日本だけでなくニュージーランドやシンガポールからも参加があり、このイベントへの注目度が伺えます。

ギークな方々による内容の濃いセッションの数々

イベントのテーマとして掲げられているメッセージ「テックギークに告ぐ。自らをファインチューニングせよ!-データ技術を鍛える100本ノック。これがdbts の筋トレだ!-」の通り、ギークな方々による内容の濃いセッションが目白押しです。

まず初日のオープニングセッションでは、恒例となっている人気データベースの紹介が行われました。

実際に使われているDBでは Amazon Aurora や Snowflake などクラウドで提供されているフルマネージドなプロダクトの台頭が目立つ中、これから使ってみたいDB の一位はTiDB と、こちらも見逃せません。

また今年のセッションのトレンドとしてはクラウドとAIが盛り上がっており、
AIを効果的に活用するためには最新かつデータリネージの管理やプライバシーのマスキングによる保護の必要性についても説明がありました。

個人的に興味深かったセッション

個人的に興味深かったセッションは「SQL Server 技術支援のための動作の調査 - dbts2024 版」で、テクニカルサポート目線での実践的なツールの紹介やデモを参加者との対話形式でインタラクティブに行われていました。
こちらはパフォーマンスモニターで確認する項目やコマンド、SSMS の便利なオプションなどのTips は持ち帰ってすぐに使える内容で、参加者の皆さんが話の内容に深く共感していたり、熱心にメモをとっている様子が印象的でした。

また展示会場でもAlibaba Cloud や AWS の Amazon Q 、TiDB やMongoDB の紹介など興味深い内容のセッションが一日中行われており、見たいセッションが多すぎて選べないほどです。

CData のセッション

CData もスポンサーセッションとして「レガシーシステムDb2 for i データのBigQuery へのELT するケースについて解説」と題して、実際にDb2 for i に格納された大規模データをクラウドDWH・BigQuery に連携したケースを元に、データレプリケーションの勘所、それぞれのインターフェースやアーキテクチャの考慮ポイントをDb2 for i のプロフェッショナルであるベル・データ様と一緒に解説させていただきました。
多くの方にご聴講いただき誠にありがとうございました!

アーカイブ配信も要チェック!

db tech showcase 2024 Tokyoの開催は終了しましたが、8月中に一部セッションをのぞきアーカイブ配信が予定されているそうです。
詳しい視聴方法や配信期間などは後日公開されるとこのとですので、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。

「どんなデータを分析利用したいですか?」アンケート結果

CData ブースにお越しいただいた皆さんに「どんなデータを利用したいか」ヒアリングを行いました。
緑色のシールはお客様に提供するベンダーの立場、赤色のシールはデータを利用するユーザーの立場からの回答になっています。

アンケート結果

集計結果

アプリケーション系は、Salesforce、SAP、kintone が人気です。
データベースでは Oracle、MySQL が堅調。クラウド勢のRDS もオープニングセッションの評判どおりで、DB2も人気ですね!
DWH 系はクラウド勢のSnowflake、BQ が割拠。Redshift も安定の人気です。
その他、ExcelやShare Pointの利用者が目立った点も特徴的でした。

Oracle さんからいただいたMySQL のイルカ (sakila)

他のイベントではどうだった?

参考までに他のイベントでの結果は以下です

AWS Summit Japan 2024 でのアンケート結果

Gartner Data & Analytics Summit でのアンケート結果

イベント参加者のカラーがはっきり出ていて面白いですね!
今後の展示会でもアンケートを行なっていきますので、CData ブースにお越しの際にはぜひご参加を!

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