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ゲーム以外もおまかせ!ディスプレー性能から画像生成AIアプリまで欲張りスペックのGIGABYTE製ノートPC「AORUS 16X(2024)」

文●藤田忠 編集●北村/ASCII

提供: 日本ギガバイト

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高精細な2560×1600ドットでゲームをプレイ
解像度または画質を下げればほとんどのゲームがストレスなく楽しめる

 ここからは本命となるゲーミングパフォーマンスをみていこう。まずは定番ベンチマークのUL Benchmarks「3DMark」を使っていこう。テストプリセットには、近ごろのDirectX 12ゲームタイトルに合わせた最新ベンチマークテストの「3DMark Steel Nomad」と、その軽量版でテスト解像度もWQHDにダウンする「3DMark Steel Nomad Light」だ。

3DMark Steel Nomadの結果

3DMark Steel Nomad Light

 4K解像度でテストされるSteel Nomadは、さすがにGeForce RTX 4060 Laptop GPUでは厳しく、テスト中のフレームレートは30fpsを下回っている。Androidや、Appleシリコンデバイスとの性能比較にも使用できるSteel Nomad Lightでは、スコアーは1万ポイントを超え、平均フレームレートも79.34fpsを記録している。軽量級DirectX 12ゲームタイトルなら、高精細で表示されるWQHD/WQXGA解像度でプレイできるだろう。

 次に定番ベンチマークである「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク」を実行していこう。解像度はアスペクト比16:10に合わせて、1920×1200ドットと2560×1600ドットに設定し、画質は”最高品質”を選んだ。さらに解像度2560×1600ドットは、NVIDIAアップスケリング技術のDLSSを有効(常に適用)にした状態でもベンチマークを実行した。

単位:Score

単位:fps

 1920×1200ドット解像度のスコアーは、”非常に快適”となる1万5000ポイントを余裕で超え、平均フレームレートも100fps台を記録している。メイン解像度となる2560×1600ドットのスコアーは、ギリギリで”とても快適”となる1万1000台だったが、DLSS(常に適用)を効かせることで、不安なくプレイを楽しめるスコアー、平均フレームレートを記録した。

165Hz駆動で「エーペックスレジェンズ」をプレイ

 ここからは「AORUS 16X AKG-53JPC54SH」で実ゲームタイトルをプレイ。そのパフォーマンスをチェックしてみた。

 まずは「エーペックスレジェンズ」からだ。解像度は1920×1200ドットと2560×1600ドットを選び、画質は最も高くなるように設定(スポットシャドウディテールは「最高」)して検証した。フレームレートの記録には「CapFrameX」を使用し、ゲーム内の「射撃訓練場」で一定の行動を行なった際のフレームレートを計測している。

単位:fps

 解像度2560×1600ドット、高画質でも平均フレームレートは余裕の140fps台を記録し、1920×1200ドットでは180fps台まで伸ばしている。画質を落とせば、2560×1600ドットでの165Hzプレイも十分狙えるだろう。

 次は大型DLS「SHADOW OF THE ERDTREE」の発売で人気再熱の「エルデンリング」をプレイした。解像度は1920×1200ドットと2560×1600ドットを選択。画質とレイトレーシングの設定は、ともに”最高”に設定した状態に加え、レイトレーシングを無効にした状態で検証している。フレームレートは戦闘(魔術も使用)など、一定の行動をしたものを計測した。

単位:fps

 発売から2年以上経っている「エルデンリング」だが、レイトレーシングを効かせると激重なうえ、アップスケーリング技術も未対応とあって、レイトレーシングを”最高”に設定すると、解像度1920×1200ドットでのプレイがギリギリだ。ただ、レイトレーシングをオフにすることで、快適なプレイを十分狙える。

 最後はなるべく高画質で遊びたい「パルワールド」を試していこう。解像度はここまでと同じ2種類で検証している。画質はプリセットで”中”と”最高”に設定し、アップスケーリングの「DLSS」は”バランス”で効かせている。フレームレートは飛行パルに乗って一定の行動をしたものを計測した。また、「パルワールド」は、Windowsの表示スケーリングの影響が出やすいため、ここでは「ディスプレイ」「拡大/縮小」を「100%」に固定して検証している。

単位:fps

単位:fps

 解像度2560×1600ドットの最高画質でも、平均フレームレートは余裕で60fpsオーバーを記録したが、Min(1%Low avg)は30fps台まで下がっている。実際、プレイ中にカクツキを感じることもあった。平均フレームレートは解像度または画質を下げることで、余裕の100fps台まで伸びるので、パルを愛でながら快適にプレイを楽しめるだろう。

いろいろなことに挑戦したい人におすすめできる
「AORUS 16X AKG-53JPC54SH」

 23万円前後で、ビジネスワークから、写真・画像の編集、画像生成AI、ゲーミングまで、シーンを選ばずに使える実力を示した「AORUS 16X AKG-53JPC54SH」は、ゲーミングノートPC選びに悩んでいる人に推したい1台と言える。メインメモリーが16GBと、将来を考えると若干心もとない気がする人は、32GB仕様となる「AORUS 16X AKG-53JPC64SP」もラインアップしているので大丈夫だ。

 165Hzの高リフレッシュレートと、NVIDIA G-SYNCに対応する解像度2560×1600ドットの16型ディスプレーや、次世代無線LNAのWi-Fi 7を搭載するマシンスペックは申し分なし。そのうえ使い勝手抜群な爆速USB 4.0/Thunderbolt 4ポートに、USB Power Delivery対応、AIの活用と魅力が満載だ。

 24コア/32スレッドのCore i9-14900HXと、GeForce RTX 4070 Laptop GPU 8GB GDDR6を組み合わせた上位モデルなど、ラインアップが豊富なので、さらなる性能を求めるのもありだ。

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