メルマガはこちらから

PAGE
TOP

ナレッジを共有して企業のポテンシャルを最大限発揮させる「Pitchcraft」

 ヴァリューズは7月2日、次世代提案ナレッジシェアクラウド「Pitchcraft(ピッチクラフト)」を提供開始した。

 同社はインターネット行動ログ分析によるマーケティング調査・コンサルティングサービスを提供。「個人ナレッジをみんなの価値に変え勝ち続ける組織へ」をコンセプトに開発したという。

 企業の営業組織や提案現場では、90%以上の人がナレッジや資料の共有が組織にとって重要な取り組みだと考えているにもかかわらず、実際にナレッジシェアがうまく機能していると回答した割合は9.8%と非常に低く、ナレッジマネジメントやナレッジシェアが機能しないことにより、提案クオリティーのばらつきが大きくなり属人化が進む、資料作成や探索に余計な時間がかかり生産性が落ちてしまう、新規入社者の立ち上がりスピードが遅くなるなどの問題が提案現場や組織で生じている。

 同社はこれまで300社以上の上場企業含む500社以上にマーケティング、DXコンサルティングしてきたが、ナレッジシェアが進まない要因として「取り組んでも想像以上の手間や負荷がかかってしまい、そもそも資料が集まらない、利用が進まない」という課題と「資料はクラウド上にあるものの、役にたつ資料が十分に整理されておらず、今必要な資料がどこにあるのかわからない、見つからない」という課題を発見。ナレッジシェアを進めるにはこの課題を同時に解決する必要があるが、課題を同時に解決できるサービスが提供されていないという。

 Pitchcraftでは、資料をアップロードまたはクラウドファイルストレージからインポートすると、AIが自動でタグ付けおよび資料を要約。これまで必要だった格納先のフォルダを探す、タグをつける、説明文を追加するなどの資料アップロードの際の手間を劇的に削減。

 自動的に付与されたタグで資料を検索できるのに加え、検索結果をスライド単位でも表示でき、必要なスライドを簡単に探すことが可能。また、社内の人気資料で絞る、AIに直接必要な情報を質問して回答してくれるなど、ニーズに応じた様々な検索体験を提供。また、専門知識不要で誰でも簡単かつ直感的に使えるインターフェースを採用。

 資料が自動で整理・要約されるため、ナレッジシェアにありがちな資料格納・整理工数の負担が少ないのに加え、必要な時に必要な資料をすぐに見つけることができ、必要な資料を必要なシーンで活用することで組織が本来持つポテンシャルを最大限発揮でき、業務効率化のみならず売上の獲得、中長期的な競争力の向上に繋げられるとしている。

「ASCII STARTUPウィークリーレビュー」配信のご案内

ASCII STARTUPでは、「ASCII STARTUPウィークリーレビュー」と題したメールマガジンにて、国内最先端のスタートアップ情報、イベントレポート、関連するエコシステム識者などの取材成果を毎週月曜に配信しています。興味がある方は、以下の登録フォームボタンをクリックいただき、メールアドレスの設定をお願いいたします。

合わせて読みたい編集者オススメ記事