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上位モデルは今後も増えるであろう四角いLCDディスプレーのCPUクーラーを採用!

人気上昇中の液晶付きCPUクーラーを中心に映えBTOPCを構成! そのコダワリを聞いた

2024年06月29日 11時00分更新

文● 宮崎真一 編集●八尋/ASCII

提供: セブンアールジャパン

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高負荷なタイトルも増えて32GBメモリーが標準に
マルチタスクしたい場合は64GBもオススメ

──ミドルハイレンジに向けたZEFT Z45EGのメモリ容量が32GBとなっていますが、価格を抑えることを考えると16GBという選択肢もあると思いますが。

中嶋氏:おっしゃるとおり、価格を抑えるという点で、8GBの2枚構成で16GBで運用するのもいいと思います。一般的用途では問題ありませんし、ゲームも問題なくプレイできます。弊社ユーザーさんのという話になりますが、推奨仕様でメモリ16GBと記載のタイトルが増えていること、ボイスチャットなどのソフトを起動してのゲームで16GBに余裕を感じないという方が少なくありません。実際に一番選ばれる組み合わせということもあり、こちらのパソコンも32GBにいたしました。

真重氏:逆にハイエンド向けのZEFT Z45EHでは、メモリー容量を64GBに増やしています。これは、配信やいくつもGoogle Chromeのタブを開くといった用途を意識した構成です。ゲームだけでなく、同時にほかの作業を行なうことも想定したスペックといえます。

真重氏によるとゲーミング以外の用途も想定してZEFT Z45EHではメモリ容量を64GBに増強しているという

真重氏:逆にハイエンド向けのZEFT Z45EHでは、メモリー容量を64GBに増やしています。これは、配信やいくつもGoogle Chromeのタブを開くといった用途を意識した構成です。ゲームだけでなく、同時にほかの作業を行なうことも想定したスペックといえます。

ストレージは熱と価格を考慮してPCIe 4.0対応SSDを採用

──どちらもモデルも、マザーボードのM.2スロットはPCIe 5.0に対応していますが、採用しているSSDはPCIe 4.0に対応したものとなっているのはなぜでしょうか? また、PCIe 5.0対応SSDを取り扱う予定はありますか?

中嶋氏:かなり前にはなりますが、市場流通するタイミングで検証したことがあります。素晴らしいパフォーマンスでしたが、発熱量が多く、マザーボードに用意されたヒートシンクではサーマルスロットリングが発生してしまいました。また、ファンが装着された製品もありますが、その場合、ビデオカードなどとの干渉問題が発生します。ですので、まだまだハードルが高いなという印象です。PCIe 5.0対応SSDの価格も比較的高く、コストパフォーマンスを考慮すると、PCIe 4.0対応モデルで大容量のほうがお客様に満足していただけると判断した次第です。

──どちらのモデルとも光学式ドライブがありませんが、USB接続のドライブも付属しないということでしょうか?

中嶋氏:今回から標準で光学ドライブの付属をやめて、必要なお客様はBTOで選んでいただく形に変えようと考えています。

──ZEFT Z45EHとZEFT Z45EGとでは、OSもProとHomeで違いがあるんですね。

中嶋氏:弊社ではだいたい20~25%ぐらいのお客様がProを選ばれます。Homeは最大のメモリ容量が128GBであるのに対して、Proは2TBのメモリに対応します。ゲーミング用途では、ZEFT Z45EHのように64GBのメモリ容量で足りなくなることはまずありませんが、Photoshopを始めとしたクリエイティブ用途では、さらに多くの容量が必要とする場合があります。そういった用途も踏まえるお客様が、Proを選ばれるのではないでしょうか。また、それを意識してZEFT Z45EHはProにしていますが、もちろんBTOでHomeに変更して価格を抑えることも可能です。

──電源ユニットに関してはいかがですか?

中嶋氏:弊社ではPlatinum認証よりGold認証を受けたモデルのほうが人気を集めています。これは電源容量的にコストパフォーマンスを考量するとGold認証のほうがお買い得感が高いということなのでしょう。そこで、ZEFT Z45EHは定格出力が1000Wの、ZEFT Z45EGは750Wの、それぞれGold認証モデルを採用しています。ハイエンド向けモデルでありながらも、価格を抑えつつ満足のいくスペックに仕上がっていると思っています。

LCDディスプレー採用CPUクーラー搭載BTOPCで、トレンドを抑えた映えパソコンをゲットしよう!

二人の話ではZEFT Z45EHとZEFT Z45EGには搭載パーツに違いがあるので、コストや用途に合わせて選んでほしいとのこと

 ディスプレー付き簡易水冷クーラーを活かす形でパソコンを組み上げるというのは、着眼点としてなかなかおもしろい。もちろん、そのクーラーだけで購入に踏み切る人は少ないと思うが、スペックが気に入ったのであれば、このZEFT Z45EHとZEFT Z45EGは有力な選択肢になるだろう。

 とくに、ZEFT Z45EHはハイスペックを突き詰めるのではなく、使い勝手を考慮してコストパフォーマンスにも配慮している点は好感が持てる。パソコンショップSEVENでは、BTOカスタマイズでケースやパーツの選択も可能なので、2つのモデルをベースにしつつ、理想のBTOパソコンをゲットしてみてはいかがだろうか。

(提供:セブンアールジャパン)

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