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上位モデルは今後も増えるであろう四角いLCDディスプレーのCPUクーラーを採用!

人気上昇中の液晶付きCPUクーラーを中心に映えBTOPCを構成! そのコダワリを聞いた

2024年06月29日 11時00分更新

文● 宮崎真一 編集●八尋/ASCII

提供: セブンアールジャパン

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冷却性能も十分!
映えパソコンかつ価格を抑えるためにCore i5に水冷CPUクーラーを採用

──冷却性能についてはいかがですか?

真重氏:ROG RYUJIN III 360 ARGBのラジエーターは360mmサイズで冷却性能は十分高く、とくにユニークな点は120mm角ファンを3基搭載しているのですが、それらのファンは磁石で連結して装着されている点です。それらの電力と制御信号は端の1基にケーブル1本で供給するだけでよく、ファン同士を別のケーブルで繋ぐ必要がありません。

中嶋氏:弊社の組み立てチームの話ですと、そのケーブルは3基のファンの両端どちらにも接続することが可能で、さらに片側から電源ケーブルを、もう片側からアドレサブルケーブルをというように分けて繋ぐこともできますので、ケーブルの取り回しがかなり簡単で、非常に組み立てがしやすいとのことでした。

──ZEFT Z45EGはCPUにi5を採用しているため、冷却に関してはオーバースペックのようにも思えるのですが。

中嶋氏:これはディスプレーが付いていることに加えて、白色である点にこだわった結果ですね。性能的にはリテールクーラーでも動作に支障はないのですが、将来的なアップグレードも視野に入れてか、i5でも360mmサイズのラジエーターの簡易水冷クーラーに変更するお客様もいらっしゃいます。

──どちらも、CPUはグラフィックス機能を持たない、いわゆる“F”付きモデルですが、こちらのほうがなしモデルより人気がありますか?

中嶋氏:そうですね。やはり、価格が抑えられる“F”付きモデルを選ぶお客様が多いです。BTOで“F”なしモデルに変更することもできますが、そうすると価格が上昇してしまいますし、それで純粋なCPU性能が向上するわけでもないので、ゲーミング用途ではわざわざ選ぶ必要がないと思います。

コンセプトに合わせてCORSAIR「4000D Airflow TG」の白/黒モデルをそれぞれ採用

──ケースはZEFT Z45EHとZEFT Z45EGとで、色が異なるものの、同じモデルなんですね。

中嶋氏:はい。どちらもCORSAIRさんの「4000D Airflow TG」を採用しています。このケースは、初期状態では前面と背面に120mm角ファンを1基ずつ搭載しているのですが、ZEFT Z45EHとZEFT Z45EGはどちらもラジエーターを前面に装着するため、前面の120mm角ファンを天板に移設しています。

ZEFT Z45EHの天板の様子。一面通気孔になっているほか、USBはType-AとType-Cが1つずつ用意されている

ZEFT Z45EGでもインターフェースの構成は同じだ

ZEFT Z45EHの左側面から内部を見たところ。やはりCPUクーラーの液晶ディスプレーがかなり印象的だ

一方こちらはZEFT Z45EGのもの。内部も白色なのでよりLEDのイルミネーションが映える構成だ

──フロントパネルが特徴的ですね。

中嶋氏:フロントパネルは三角形の網目で構成されていましてデザイン性が高いです。それに、ケースファンはCORSAIRさんの「120mm AirGuideファン」という製品でして、エアフローを集中させてより高い冷却効果を実現するそうです。

ZEFT Z45EHのフロントパネル。三角形の網目越しに3基のファンを確認できる

こちらはZEFT Z45EGのフロントパネル。こちらのほうが三角形の網目構造がわかりやすい

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