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iPadをもっと使いこなす!”驚”活用テク 第29回

「ChatGPT」を活用する③

【活用提案】iPadで「ChatGPT」の有料プランを利用するときに知っておきたいポイントはこれ!

2024年09月07日 13時00分更新

文● 岩渕 茂 編集●ASCII

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特定の目的に応じたチャットボットが使える「GPTs」

 ChatGPTの使い勝手を大きく向上させるのが「GPTs」だ。これは、「ChatGPT」アプリをカスタマイズして、オリジナルのチャットボットを作る機能のこと。特定の目的に応じたチャットボットを開発・利用できるようになるので、より効率的にChatGPTを活用できる。

 世界中のユーザーが作成したGPTsを公開しているのが、OpenAIの「GPT Store」だ。ここには、ありとあらゆる目的のGPTsが揃っている。例えば、ビジネス向けだとプレゼン制作やマーケティングコピーの生成を支援するものなどがある。さらに、投資関連のアドバイスを行うもの、ロゴを作成するものなど、あらゆるジャンルのGPTsを入手できる。

 GPTsの利用だけなら無料プランにも開放されているが、無料プランだと利用制限が存在する。実際に使ってみて利用制限がストレスに感じる場合は、有料プランへ移行したほうがいいだろう。

目的に合ったGPTsを入手して質問してみよう

 それでは、利用目的に合ったGPTsを探して、実際に使ってみよう。まず、サイドバーにある「GPTを探す」を開くと、公開されているGPTsが一覧表示される。現在はすべて無料だが、将来的には有料になるものも出てくる予定だ。

 この画面で、利用目的のキーワードを入力してGPTsを検索する。イラストを作成するなら「イラスト」、日本株の分析を行いたいなら「日本株」といった感じだ。あとは、検索結果から使ってみたいGPTsをタップしてチャットを開始する。

サイドバーの「GPTを探す」をタップ。現在人気のGPTsが表示されるので、ここからGPTsを探してみてもいいだろう。

GPTsを検索する場合は、検索ボックスをタップしてキーワードを入力する。検索でヒットしたGPTsが表示されるので、使ってみたいものをタップ。GPTsの詳細を確認し、利用するなら「チャットを開始する」をタップする。

 以降の使い方は、普段のChatGPTと同様で、聞きたいことを質問すれば、回答が返ってくる。しかも、通常のChatGPTと異なり、専門性の高い回答が得られるのがGPTsを利用するメリットといえる。

質問したいプロンプトを入力して送信する。すると、その専門分野に特化して回答が返ってくる。使い方自体は、普段のChatGPTと同様だ。

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