新機能「自院IDを紐づけるPubcare ID作成機能」をリリース
株式会社United Vision & Company
2024年診療報酬改定に合わせて6月1日に全面対応。医療介護データのアクセス性と利便性を向上させ、医療介護従事者の業務効率化を実現。
株式会社 United Vision & Company(本社:福岡県福岡市/代表取締役:村岡聡一)は、2024年の診療報酬改定に合わせて、医療介護情報連携プラットフォーム Pubcare において、医療介護従事者の業務効率化と患者さまの医療介護データへのアクセス性の向上を目的に、「自院IDを紐づけるPubcare ID作成機能」を6月1 日にリリースいたしました。
Pubcareは、患者中心の医療介護を推進し、医療介護データのアクセス性と利便性を向上させるために開発された PHRを起点とする医療介護情報連携プラットフォームです。医療介護従事者の業務負担を軽減するプロダクトが PHRをEHRとすることを加速させ、質の高い医療介護の提供へ繋がるものと期待されること から、この度の新機能リリースに至りました。今回の診療報酬改定に全面的に対応するサービスを、改定日である6月1日に合わせてリリースできたことは、弊社の強みである現役の医師が開発に携わっているからこそ実現できたことです。国の動きに合わせながらも現場の業務効率化を意識して開発した当サービスによっ て、医療機関や介護事業所の生産性が著しく向上することが期待されます。
自院IDを紐づけるPubcare ID作成機能により以下の3点において、医療介護従事者の業務負担軽減を実現します。
1.「生活習慣病管理」における療養計画書を少ない工数で円滑に作成
2024年の診療報酬改定では、人口当たりの有病率の高い生活習慣病である3疾患に対する診療報酬体系が見直され、医療機関は総合的で質の高い生活習慣指導が求められるようになりました。生活習慣の適切な改善指導が必要とされるため、医療機関は療養計画書の作成を求められています。ICTツールPubcareは、患者 さまの来院からお会計までのフローにおいて、生活習慣病管理指導に携わる全てのスタッフが連携して療養 計画書を作成できるように設計されています。これにより、外来診療スタッフの業務負担を軽減しつつ、効 果的に療養計画書を作成することが可能です。
2.患者同意をシームレスに得ながら効率的に患者情報共有を行うことによる在宅医療スタッフの業務効率化
高齢化の進展に伴う在宅医療のニーズの高まりを見越し、2024年の診療報酬改定では、ICTを活用した医療と介護分野の連携を推し進めるために、報酬体系の見直しが行われました。限られた人的資源の中で、持続可能な地域包括ケアシステムを実現していくためにはICTの活用が必要不可欠ですが、Pubcareは患者 同意をシステム内でシームレスに得ることが出来る仕組みを備えており、どのような医療機会においても 迅速に医療介護従事者間で患者情報の連携することが可能です。これにより、在宅医療スタッフの業務効 率化を実現し、医療と介護の連携を円滑に行うことができます。
※約153項目が集約されている「患者データ」。Pubcareで患者情報を常時確認出来る連携体制を構築することで診療報酬点数「在宅医療情報連携加算」の算定が可能。
※Pubcare appで記録した患者のACPが医療介護従事者専用のシステムに反映される。PubcareでACPを共有し、
必要な指導を実施した際に診療報酬点数「在宅がん患者緊急時医療情報連携指導料」の算定が可能。
3.医療機関で作成した医療介護情報を患者本人へ付与することによる、患者の医療介護への積極的な参加
医療機関側から作成したEHR(Pubcare内での医療介護情報)を患者さまに付与することが可能です。患者さまは情報を受け取ることにより、最新のPHRとしてPubcare アプリをご利用頂けます。この機能により、患者さまの積極的な医療介護への参加が期待されます。
株式会社 United Vision & Company は、今後も医療介護分野において革新的なソリューションを提供することで最新の医療介護DXを実現し、医療介護従事者の持続可能な働き方と患者さまへの質の高い医療介護の提供を目指してまいります。
株式会社United Vision & Company
コーポレートサイト:https://uvc.inc/