未発表のスタンド採用LCDディスプレーも発見、ぜひ発売してほしい!
PC内部の見た目にこだわるなら必見、GIGABYTE発表会で裏配線マザーボードなど新製品を見てきた!
6月4日についに始まる「COMPUTEX TAIPEI 2024」。開催に先駆けてさまざまなメーカーが発表会を実施していますが、GIGABYTEもそのメーカーの1つです。6月3日にローンチイベント「UNLEASHED!」を実施し、ローカルAI向けのソリューション「AI TOP」が発表されました。
AI TOPの詳細については別記事を参照いただきたいです。この記事では、発表会に展示されていた気になる製品を紹介していきます。
発表会会場には、製品名に「Next-Gen」と入っている未発表モデルも複数あったほか、AI向けのノートパソコン、デイジーチェーンに対応するディスプレー、Stealth Designのマザーボードなどが展示してありました。
コネクターのほとんどがサイドや背面に
ケーブルがほとんど見えなくなる裏配線マザーボード「Stralth Design」
まずは、Stealth Designを採用するマザーボード「B650 AORUS STEALTH ICE」。大きな特徴としては、前面にコネクターがほとんどなく、側面や背面に集約されているという点です。そのため、前面がかなりスッキリしているだけでなく、左サイドからケーブルがほとんど見えない状態での自作が可能です。AMD SocketはAM5をサポート。Ryzen 9000/8000/7000シリーズに対応しています。
また、「Z790 AORUS XTREME X ICE」も、前面にはほとんど端子はなく、サイドや上面などに集約されていました。また、Z790 AORUS XTREME X ICEには左上にLCDディスプレーが搭載されています。ハードウェアの温度やファンの回転数などが表示できそうです。
Next-Genマザーボードが多数!
マザーボードはこのほかに、Next-Genと書かれたがモデルが複数展示してありました。シリーズが異なる製品で、「AORUS MASTER」「AORUS ELITE」「AORUS ULTRA」「AERO G」「AORUS TACHYON ICE」といったシリーズの次世代モデルがラインアップされていました。
また、AI TOP向けのビデオカード「GeForce RTX 4070 SUPER AI TOP 16GB」も展示。複数枚差せるように薄くなっており、VRAMが16GB搭載されたビデオカードとなります。こちらはAI TOP向けの製品となりますが、デザインもシンプルなのが好印象で、こういったデザインの一般向けビデオカードも登場してほしいなと感じました。
デイジーチェーンに対応するディスプレー
ディスプレーは、360Hzに対応する27型OLED「AORUS FO27Q3」や、4K/240HzのOLED「AORUS FO32UP2」などが展示されていましたが、気になったのはデイジーチェーンで接続されているという点です。複数枚のディスプレーを設置する場合、ディスプレーの数だけ出力端子が必要となりますが、デイジーチェーンに対応していれば、ディスプレー同士をケーブルで接続することで、パソコンへの接続は1本ですみます。デイジーチェーンであれば、データ圧縮を行なわずに複数のディスプレーに信号を送信可能です。
ビデオカードには複数の外部出力端子があるため、デイジーチェーンはそこまで重要ではないかもしれないですが、パソコンデスク回りをできるだけスッキリさせたい、ケーブルの数を減らしたいという場合は、とても重宝するでしょう。
LCDディスプレー搭載CPUクーラーや、スタンド付きの単体LEDディスプレーも
最後に気になったのが、LCDディスプレー付きの水冷CPUクーラーと、スタンド付きで単体で使えるLCDディスプレーです。水冷CPUクーラーはハードウェア情報などを表示できるようですが、気になるのがこの単体ディスプレー。
展示されていたディスプレーには動画が流れており、このサイズであればパソコンケース内にも入れられそうです。ちなみにスタッフさんに聞いてみたところ、XTREMEシリーズ向けのLEDディスプレーとのことですが、Thunderbolt 4もしくはUSB Type-CのDisplayPortdで接続できれば、それ以外でも出力すること自体は可能とのことでした。
パソコンケース内に取り付けるというわけではなく、スタンドで独立しているため、ケース内外で利用可能な小さなディスプレーとなります。こちらは発売などは未定とのこですが、発売されたらほしい! と思いました。
以上が個人的に気になる製品でした。皆さんはどちらが気になったでしょうか?
この特集の記事
スマホ
台湾で注目を集めたコーヒーかすスマホや日本で出そうなZenfoneの新型ゲーム・ホビー
電車もバスも自転車もこれ1枚で! 台湾渡航の際にSIMより最優先でゲットすべき交通系ICカードsponsored
ほかにない特徴や魅力が多数! COMPUTEXのSilverStoneブースをチェックPC
QNAPがNAS製品でAI機能を強化、画像認識や検索を高速化PCパーツ
COMPUTEXでも多数登場、LCD付きCPUクーラー時代到来の予感!ゲーム・ホビー
【親日の国】台湾の空港でやっておくべき3つのことPCパーツ
台湾ではPCの横にあるスナック菓子「乖乖」を食べてはいけない!ゲーム・ホビー
日本フードチェーン店の海外限定メニューを台湾で探してみたPCパーツ
ADATAがポータブルゲーミングPCをCOMPUTEXで公開、SSDを交換可能グルメ
知らずに買うと甘い「台湾のお茶」を買うときの注意点
この記事の編集者は以下の記事もオススメしています
-
デジタル
AMD、Zen 5世代のRyzen 9000シリーズ発表、さらにAM4用の新CPUも! -
sponsored
横5K&49インチの有機EL「CO49DQ」ならゲームをキレキレの映像美で堪能できる! -
デジタル
アーケード型筐体で画像生成対決! GIGABYTEのAI応用特別展示会「Ai NEW ERA」が楽しかった -
ケース
裏配線の新たな可能性を広げるMini-ITXケースをCoolerMasterがCOMPUTEXに参考出展 -
PCパーツ
PS5でも使える! 村田製作所とCooler Masterが共同開発したSDD用ヒートシンクをCOMPUTEXで展示 -
PCパーツ
正気か! GeForce RTX 40シリーズが使える1100Wのファンレス電源だと? -
デジタル
X870もCAMM2もどんとこい! ASRock、COMPUTEXで「Taich」シリーズの拡充を発表 -
デジタル
自分用のAIを作れる高性能デスクトップ「AI TOP」でAIがより身近になる -
PCパーツ
夜の繁華街か?! 最大12基の発光デバイスを接続できる発光特化PCケースをbe quiet!が公開 -
デジタル
AMD B550搭載の高性能ゲーミングPCマザーボード「B550 GAMING X V2」