16型「Alienware m16 R2」をチェック、仕事にも便利な機能も多く搭載
ガチゲーマーにこそ性能も技術も詰まったゲーミングノートPCを持ってほしい! 買うならAlienwareの16型だ! (7/8)
2024年06月13日 11時00分更新
Alienware m16 R2がある1日
ゲームも仕事も快適にこなせるということがわかったので、実際にAlienware m16 R2を持って1日を過ごしてみた。とはいえ、前の日の夜もAlienware m16 R2でゲームをプレイしているので、起床後はディスプレーに接続されたままになっていた。
取り外して、リュックに入れる。記事を書いたり、メールを作成して送信したりする普段の作業であれば、別途USB PD対応のACアダプターを一緒に持って行くし、写真編集や動画編集が必要な場合は、付属のACアダプターにする。この日は特に写真・動画編集の予定はなかったので、USB PD対応のACアダプターを持って行った。
会社について、パソコンを起動すると、カラフルに光った。そこでF2を押して瞬時にステルスモードに切り替えて作業する。Alienware m16 R2のカラーは、ダーク メタリック ムーンと呼ばれる、黒と灰色の間くらいの色合いで派手ではないので、天面と電源ボタンのAlienwareのヘッドロゴを除けばスタンダードノートパソコンとさほど変わらないデザインとなっている。そのため仕事場で使っていてもそこまで違和感はないはずだ。
オフィスには、テレビ会議や集中して作業できる個室も設けられている。そこにはディスプレーも設置してあるが、DisplayPortではなくHDMI端子での出力となる。Alienware m16 R2の場合はフルサイズのHDMI端子がしっかりと採用されているので、問題なくディスプレーに接続して使用できた。
また、タッチパッドが大きいのも好印象。反応もよくストレスなく使えたので、マウスが使えないところでも、仕事であればそんなに困ることはないはずだ。
また、帰宅後にはステルスモードをオフにし、USB Type-CのDisplayPortを使って27型ディスプレーの「AW2725DF」に接続してゲームをプレイ。27型で今注目のQD-OLED かつQHD 360Hzというハイエンドディスプレーなので、超快適にゲームプレイができた。
ちなみに、ステルスモードオフ時は、AlienFXを使用してRGBライトのカスタマイズが可能。単色はもちろん、複数のエフェクトからも選択できるほか、キーごとに色を変えられるのもポイントだ。
また、最近は「ストリートファイター6」といった格闘ゲームもプレイしている。筆者の場合、格闘ゲームのトレーニングモードで練習する期間がちょっとでも空くと、コンボを忘れてしまったり、精度が悪くなったりしてしまうことがある。そんなときに、ゲーミングパソコンとレバーレスアケコンを持ち運んでおけば、どこでも練習できるのはありがたい。なお、薄型の「Razer Kitsune」を使っているので、バックパックにいれてもそんなにかさばらなかった。
ゲームプレイを終えて、そろそろ寝たいけど眠れないというときにも重宝する。とくに寝室にテレビやディスプレーがない場合は、寝室までAlienware m16 R2を持って行って、NetflixやYouTube、Twitchを楽しみながら眠くなるのを待つといったことができる。デスクトップパソコンだと、別室に持って行くのは労力が必要で面倒なので、屋内で気軽に持ち運べるのもノートパソコンの利点といっていいだろう。
PCゲームをどこでも遊びたいという人、ゲームも仕事も快適にこなせるノートパソコンがほしいという人にオススメできるAlienware m16 R2。ゲームが快適な性能と技術を搭載しながら、16:10のディスプレーやステルスモードといった仕事にも便利なのがその理由だ。
また、デスクトップパソコンは、購入後にパーツを入れ替えることで性能を強化することができるが、ノートパソコンの場合はなかなかそうはいかない。ということで、多少値は張ってでも納得のいくマシンを購入したほうがいいと思う。そういう意味でも、Alienware m16 R2は価格以上の性能と機能を持っているので、ゲーミングノートパソコンを検討している人は、ぜひチェックしてみてほしい。
よりハイエンドを目指すなら
Alienware x16 R2も要チェックだ!
ちなみに、ゲームに仕事にではなく、RGBライティングバリバリでよりゲーミングパソコンらしく、より高性能を求めるのであれば、「Alienware x16 R2」も要チェックだ。コチラのモデルは、Alienware m16 R2よりも薄い筐体ながらGeForce RTX 4090まで搭載可能だ。加えて、背面にもRGBライトを備えているほか、タッチパッド自体も光らせることができる。
CPUは最上位でインテル® Core™ Ultra 9 プロセッサー185H 185H、GPUは最上位でGeForce RTX 4090搭載モデルまで選択可能だ。価格はAlienware m16 R2よりも高額となるが、よりゲーミングに特化したモデルがほしいという人は、ぜひチェックしてみてほしい。