都民と作成した「東京いきもの台帳」第1弾「トンボ目録」を公開中
バイオームは東京都との協定のもと、住民とともに作成している野生生物目録「東京いきもの台帳」の第1弾トンボ目の目録を5月22日に公開した。
東京いきもの台帳とは、東京に生息する野生生物の“住民台帳”のようなもの。住民の投稿によるデータと過去の研究者のデータを結びつけることで、いつどこに、どんな生物が生息していたのかを、誰でもが簡単に専用ウェブサイトで検索し、デジタルマップ上に表示できる。
第1弾であるトンボ目の東京都の記録種数は全国で2番目に多い「トンボ王国」であり、トンボは東京の生物多様性の重要な指標となるという。
トンボに特化した調査でおよそ4000件の投稿があり、さらに標本・文献情報等を合わせたおよそ1万5000件のデータを公開している。
また7月17日まで、都民参加型の生物調査「東京いきもの調査団2024」の第一弾として、2つのクエスト「初夏の東京の花調査」「初夏のチョウ・ガ調査」を実施中。これらはスマートフォンアプリ「Biome」から参加できる。