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山本 敦の「新選! オーディオレポート」 第41回

ついにNothingのイヤホンがChatGPT対応! 実機を試してわかったこと

2024年05月28日 18時00分更新

文● 山本 敦 編集●飯島 恵里子/ASCII

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NothingのイヤホンがChatGPTに対応。実機で使い勝手を試しました

 イギリスのテックブランド、NothingのスマホとワイヤレスイヤホンがChatGPT連携を果たしました。今回は実機で使い勝手を検証しました。

Nothingのスマホとイヤホンが達成した「ChatGPT対応」

 Nothingは4月18日にワイヤレスイヤホンの「Nothing Ear」と「Nothing Ear(a)」を発表した時に、ChatGPT対応を予告していました。当時6月初旬としていたサービス開始の時期を数週間前倒して、5月22日にスタートしました。

 NothingのオーディオはNothing Ear、Nothing Ear(a)が最初に対応します。これにEar (1)、Ear (stick)、Ear (2)が続き、姉妹ブランドであるCMF by NothingのCMF Buds、CMF Neckband Pro、CMF Buds Proにも展開を予定しています。

一番最初に対応したワイヤレスイヤホンのNothing Ear

 NothingとCMFのオーディオはiOS/Android対応のモバイルアプリ「Nothing X」を導入すると、両プラットフォームを搭載するデバイスでイヤホンの機能がフルに使えます。音声アシスタントもiOSならSiri、AndroidはGoogleアシスタントが初期設定から呼び出せるようになっています。

NothingのイヤホンでChatGPT機能を試すためにはNothingのスマホも必要です

 残念ながら、モバイルアプリは今回のアップデートによるChatGPT対応の対象ではありません。つまり、NothingのスマートフォンとペアリングしないとChatGPT連携は使えません。Nothingは同社のデバイスどうしによるプレミアム機能として、ChatGPT対応を位置付ける戦略なのでしょう。

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