海外サイト「Android Authority」は5月13日(現地時間)、グーグルが「Pixel」スマートフォンでChromium OS(Chrome OSのオープンソース版)を動作させる方法を開発していると報じた。
同サイトによると、グーグルはAndroid OSに搭載されている「Android Virtualization Framework(AVF)」を利用し、Androidデバイス上でChromium OSを動作させる方法を開発。公式なサポートの提供も始めているという。
さらに同社はパートナー企業に対し、本件に関する技術デモを実施。特別にビルドされたChrome OSが、Google Pixel 8に接続された外部ディスプレー上で動作する様子を公開したとしている。
本件に関してグーグルは公式な発表をしていないため、同社の意図はわからない。
だが、一部のAndroidタブレットでWindowsとデュアルブート可能な製品が存在することや、2024年からARM版Windowsの本格展開が始まることを踏まえると、Android OSとChromium OSのデュアルブート機能は対Windows用として開発されている可能性もありそうだ。