「NFT Garden」APIに新機能! Web3ウォレットアドレス生成が簡単に
Connectivは5月13日、同社が開発・運営する企業向けNFT生成プラットフォーム「NFT Garden」のAPIに、Web3ウォレットアドレス発行機能を追加実装したと発表した。
これまで、NFT GardenではNFTの生成や管理などNFTを中心とした機能を提供しているなかで、ユーザーにウォレットを準備してもらうことが大きな課題とする企業が多いことを認識したという。現在、全世界でメジャーなウォレットはMetaMaskだが、登録方法が若干複雑でインストールも必要であるため、デジタルリテラシーの低い人や初めてNFTに触れる人、モバイル利用がメインのサービスには親和性が低いことが課題となっていたという。また一方、ユーザーのウォレット作成難易度を下げるためのウォレット発行パッケージやサービスの導入は、初期費用・月額費用ともに非常に高額で初期段階で数百万の固定費用がかかる場合もあり、スモールスタートをしたいという企業にはマッチしない課題があったとしている。
同社ではユーザーのインストール不要、自社サービスにウォレット生成機能を組み込みやすいAPI形式で、SaaS型でスモールスタートできるようなウォレットアドレス生成機能をNFT GardenのAPI機能に追加実装。ウォレットアドレス生成APIで生成されるウォレットは、ノンカストディアル型ウォレットで、秘密鍵をユーザーが管理するウォレットとなる。
APIへのリクエストごとにウォレットアドレスを生成し署名付きURLを返却することで、企業が秘密鍵を保有する事なくユーザーへウォレットアドレスおよび秘密鍵を提供することが可能となる。