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T教授の「戦略的衝動買い」 第783回

ニキシー管風「Smart Weather Clock」(天気予報管)を衝動買い

2024年05月11日 11時45分更新

文● T教授 撮影●T教授 編集●ASCII

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画像ファイルをアップロードするだけで気に入った写真を表示可能

 筆者宅では「192.168.68.117」が割り振られているので、同じWi-Fiネットワーク下にあるスマホやパソコンのブラウザー画面から同じURLを手入力することで、Smart Weather Clockの設定画面に入ることができる。事後の詳細調整は、いつでもできる仕組みだ。

 設定できる項目は、あらかじめ用意されたGIFアニメーションファイルの選択やスマホやPCからのオリジナルのGIFアニメーションファイルのアップロード、基本機能の摂氏・華氏や時刻の12時間・24時間表示の切替、時刻表示のフォーマット、都市の選択設定だ。

 またフォトモードで、フォトフレームのようにインターバルでループ再生する写真の選択やアップロードもできる。また基本設定である液晶の明るさの設定、アラームの設定、クロックのカラーや夜間モードの設定、ベースのRGBライト設定、デジタルレインアニメーションのカラー設定、NTPの設定などSmart Weather Clockの動作に必要な全ての設定ができる。

 タッチ対応のベースを指先でタップすることで、フォトモードへの移動も簡単だ。たった5枚の写真でもコンパクトなフォトフレームとしてSmart Weather Clockを使えるのは、なかなか楽しいものだ。写真のアップロードも設定画面で「Enter Photo Setting」を選択して目的の画像ファイルをアップロードするだけなので、適時気に入った写真に差し替えることも簡単だ。

 ダイニングテーブルでおおよその設定を終えたSmart Weather Clockは現在、筆者の原稿書き部屋に移動設置して毎日せっせと天気情報を表示してくれている。前述したように同じWi-Fiネットワークの中にいれば、全ての運用設定をスマホやPC経由でリモートでできるので、電源さえ確保できれば設置場所はWi-Fiのエリア内ならどこでも自由だ。Smart Weather Clockは超安価になんちゃってパーソナルIoTをすぐに楽しめるユニークなデバイスだ。

 
T教授

今回の衝動買い

・アイテム:Smart Weather Clock
・購入:AliExpress
・価格:2496円(税及び日本までの送料込み)

T教授

 日本IBMでThinkPadのブランド戦略や製品企画を担当。国立大芸術文化学部教授に転職するも1年で迷走。現在はパートタイマーで、熱中小学校 用務員。「他力創発」をエンジンとする「Thinking Power Project」の商品企画員であり、衝動買いの達人。

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