primeNumberは2024年5月9日、データカタログの新サービス「COMETA(コメタ)」をリリースした。企業内のあらゆるデータセットに包括的なメタデータを提供することで、データの発見、理解、活用促進を図るサービス。また、COMETAの営業販売において、NTTコミュニケーションズとのパートナーシップ締結も発表している。
primeNumberでは、データ基盤の総合支援サービス「TROCCO(トロッコ)」を中心としたデータ活用ソリューション群を展開している。昨今、企業においてデータ統合が進み、データセットの数と活用に関わる人材が増えた結果、データカタログに対するニーズが高まっていることから、今回新たにCOMETAをリリースした。なお、COMETAというサービス名は“CO+META”の造語であり、「共にメタデータを作り、管理し、使う」という意味合いを込めたという。
COMETAは、外部のデータストアに接続設定を行うだけで、毎日自動で最新のメタデータを取得し、データカタログに反映する。検索(あいまい検索対応)、カラムリネージ、ER図、JOIN分析、メタデータ管理サポート機能、クエリエディタといった機能を備える。
利用プランはStarter、Customizeの2種類があり、価格は要問い合わせ。
なおprimeNumberでは、NTTコミュニケーションズとCOMETAの営業販売におけるパートナーシップ契約を締結した。NTTコミュニケーションズのデータ活用基盤「Smart Data Platform(SDPF)」とCOMETAの組み合わせで、企業のデータ活用を支援していくとしている。
また同日には「DATA ORCHESTRATION CLOUD」構想も発表している。この構想は、primeNumberのビジョン「あらゆるデータを、ビジネスの力に変える。」を実現するための、サービスやプロダクトを含む取り組みすべての総称としている。