26歳女子のエモいセンサーで巡る!「昭和レトロさんぽ」 第11回

見よ!このおいしそうなカレーの盛り付け!長い修業を経て会得した職人技が光るインデアンカレー

文●丸の内LOVEWalker

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 丸の内エリアの古き良き昭和レトロなスポットを、一人遊び好きな「LOVE Walker」女子編集部員クルミ(26)が実際に巡り魅力を深掘りする本連載。

 第11回目は、東京TOKIAにある「インデアンカレー」を訪れました!

記事をお届けするクルミです! 暖かい季節は、なんだかお出かけしたくなりますよね♪

今回潜入したのはこちら! 東京駅から繋がる東京ビルTOKIA。地下一階に突如現れるインド人の絵はインパクト大です!!

近くで見ると、ステンドグラスのようになっていて綺麗♡

創業当時から変わらない味とこだわり

 インデアンカレーは1947年、創業。料理好きだった創業者が、戦後の不景気の中で活力のある美味しいものを出す店を創ろう、と立ち上がってできたのだそう。

 そんなインデアンカレーが関東に初出店したのが、ここ丸の内店です。

 朝番組でカレーの特集を見てから、今日はずっとカレーの気分…。どうしても食べたかったので、同期を連れて訪れてみました!!

木の温もりを感じられるショーケースはどこか懐かしさがあります。お目当ての「インデアンカレー」発見! 美味しそう♡

 何を食べようかなあと迷ったのですが、やはりこちらの一番人気メニュー「インデアンカレー」を頼むことに! 同期は、カレーが乗った「インデアンスパゲッティ」にしたそう。わくわくしながらいざ入店♪

店内はこんな感じで、落ち着きのあるウッド調。まるっと円を描くような造りになっています

 席に着くとキャベツのピクルスが運ばれてきました。カレーが来る前にパクリ。程よい甘みと酸味のバランスがとっても良い!わたくし、すでに病みつきになってしまいました。

甘い!辛い!なんとも不思議なカレーに翻弄されっぱなし

きました!想像していたより大きいです!

みてください、このツヤツヤなカレールー! 食欲がそそられます…♡

  実はカレーを出せる社員さんは限られていて、長い修業を経てからでないと盛り付けることができないのだとか。それもそのはず、見惚れてしまうほど綺麗な盛り付けなんです♡

 ご飯の上にルーを盛り付ける。単純な作業に見えるかもしれないですが、そんな作業ほど技が光るのですね。

 口に入れた途端、甘さを感じたと同時に辛さを感じるという、なんとも不思議な感覚!

 後を引く辛みが特徴で、食べ進めるうちにこの甘さと辛さが交互に襲ってくるんです。食べた後にまた食べたくなるという、中毒性のあるカレーですね。

 創業当時の味をずっと守り続けていて、多少の味の調整はしているものの、甘さと辛さのベースは変わらないのだとか。秘伝のスパイスと野菜、選び抜かれた肉を使って調理されたその味を、どのお店でも等しく食べられるようにカレーもピクルスもセントラルキッチンで作られ、各店舗に送られているのだそう。

もうひとつの看板メニューも負けていない!

 さて、同期が頼んだ「インデアンスパゲッティ」。こちら、ただのスパゲッティではなく、茹でた麺を炒めてからルーをかけるというひと工夫が。運ばれてきた瞬間、香ばしい香りがして、2人で思わず“うわ〜”と言ってしまいました(笑)

 もっちりとした麺がルーとしっかりと絡み、辛さがありつつも、まったりとした印象。気になって少し分けてもらうことに。私は辛いのが少し苦手ということもありヒーヒー言いながら食べていたのですが、なぜかひとくち食べると自然とふたくち目にいっていました。

 ピクルスと一緒に食べると、それもまたどんどん進む! エンドレスですね(笑)

少し焦げ目がついているのがわかりますか??

 私たちの後に続々と訪れるお客さんたち。みんなは何を頼むのかなあと見ていたら、“カレーに卵トッピングで”“ごはん少なめ、ピクルス多め”など、席に着いた途端に迷わず注文しているんです…! 私はこんなオーダーができるとは知らずに王道な頼み方をしてしまいました。(ピクルスもっと頼めばよかった〜)

 東京ビル周辺にはたくさんオフィスがあるので、常連のワーカーさんがたくさんいそう!

ショーケースの中にきちんと記載されていました

 次回はオリジナルトッピングで注文してみよう〜と、すでにインデアンカレーの虜になるふたりでした。(笑)

 激辛なのにふわっと甘さのある、今まで食べたことのない絶品カレーをぜひ皆さんにも食べていただきたい! 虜になること間違いなしですよ♪

 ということで、第11回「昭和レトロさんぽ」はおしまい。次はどこに行こうかな〜!

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