ハウディ、5G活用のマンション向け次世代インターホン「Familia CALL」開発を発表
ハウディは4月4日、5Gを活用したマンション向け次世代インターホン「Familia CALL」の開発を発表するとともに、予約販売を開始した。
従来型のマンション向けインターホンでは、エントランスに設置された集合玄関機と各住戸のモニター付き子機を有線で接続する必要があるため、配線工事に多額の費用がかかり、各住戸内での工事や長い工期を要することも難点となっている。オートロックを新たに導入する場合には、インターホンも併せて導入することが必須となるため、やはり配線工事が高額となる。また、建物の構造上、各戸への配線ができない物件も少なくない。
Familia CALLは、IoT技術を活用したマンション向けインターホン。入居者のスマホやクラウド、モバイルネットワークなどを活用し、完全ワイヤレスでの来訪者対応を実現。導入の際の配線工事はほとんど必要なく、ボイスチェンジ機能や定型文応答機能、履歴閲覧機能など、従来のマンションインターホンにはなかった新しい機能も幅広く備える。さらにスマートインターホンには、5Gで通信するオプションを開発しており、通話の際のレイテンシーや品質低下を最小限に抑えることができる。
9月の販売を目指して開発を進めており、4月4日より予約販売を開始している。