アンドパッド、画像・テキストを自動検出して黒板作成する「黒板AI作成」機能
アンドパッドは3月21日、配筋リストのPDFファイルから豆図、黒板へ記載する内容に該当する画像やテキストをAIにより自動で検出して黒板を作成する「黒板AI作成」機能の提供を開始した。
マンションやオフィスビルなど大型建築物の施工では、工事写真の撮影のために、豆図付き黒板作成業務の効率化が求められている。
従来、配筋リストからの豆図画像の保存や黒板内容の転記は1ヵ所ずつ手作業で実施され、大規模な建築現場では1現場で1万枚以上の黒板作成が必要になるケースがあるため、豆図付き黒板の作成に多くの時間がかかるという課題があったという。
黒板AI作成では、豆図画像の保存や黒板内容のテキストの転記作業をAIで自動化し、これらの業務の効率化ができるとする。
具体的には豆図付き黒板の作成時間を1枚あたりおよそ10秒できるほか、配筋リストのPDFファイルをアップロードするだけで、AIにより豆図および黒板内容の自動検出が可能。
また手動で切り取り位置の調整、黒板レイアウトの指定ができるという。
なお、黒板AI作成機能の利用には、ANDPAD施工管理に加えて別途契約が必要。利用を検討する場合は同社担当者、もしくはこちらから問い合わせのこと。