11の非営利団体がキンドリル財団の助成金の対象となり、サイバーセキュリティのスキルとレジリエンスの向上を実現
キンドリルジャパン株式会社
キンドリル財団の第1回助成金は、包括的なサイバーセキュリティ人材を育成し、非営利団体のサイバーレジリエンスを向上させるためのものです
米国ニューヨーク - 2024年3月19日(現地時間)発 - キンドリル(以下キンドリル)の慈善部門であるキンドリル財団は、7か国から11の非営利団体を第1回助成金の対象として選出しました。
第1回キンドリル財団助成金の対象となったのは、過小評価されている学習者や求職者にスキルと就労プログラムを提供することで、熟練したサイバーセキュリティ人材の不足に対処する団体です。また、今年の助成金では教育とコンサルティングを活用した非営利団体のサイバーレジリエンスへの取り組みをサポートします。
2023年9月に設立されたキンドリル財団は、世界最大級のITインフラストラクチャーサービスプロバイダーであるキンドリルによって設立された、非営利の民間財団です。同財団は、コミュニティ開発プログラムに対して信頼ベースの助成金を提供しています。
キンドリル財団理事長であり、コーポレートアフェアーズのグローバル責任者でもあるウナ・ピュリッジ(Una Pulizzi)は、次のように述べています。「キンドリル財団は、テクノロジーへのアクセスを可能にし、コミュニティや組織のスキルセットを構築することで、より公平な世界を創造することを目指しています。サイバーセキュリティの脅威が増大する中、助成金対象団体とのパートナーシップによって、多様で熟練した人材のパイプラインを拡大し、組織のサイバーレジリエンスを高めることができるでしょう。キンドリルは重要な社会課題に対処するために革新的なプログラムを推進しており、その取り組みにおいて今年選出された非営利団体グループと協力できることをうれしく思います」
第1回助成金の対象団体
カテゴリー1: 包括的なサイバーセキュリティ人材の育成
・Alba Regia Műszaki Felsőoktatasert Alapitvany ( https://www.armf.hu/ )(ハンガリー): Alba Regia Műszaki Felsőoktatasert Alapitvanyは、テクノロジーの文化、教育、スキル開発を促進し、テクノロジーとサイバーセキュリティの高等教育を受ける学生のサポートを目指しています。
・CodePath ( https://www.codepath.org/ )(米国): CodePathは、多様な世代のエンジニア、CTO、創業者を生み出すために高等教育を再プログラムしています。黒人、ラテン系アメリカ人、先住民、低所得層の学生のニーズを中心に、業界で評価されているコースやキャリアサポートを提供しています。
・Czechitas ( https://www.czechitas.cz/en )(チェコ共和国): Czechitasは、IT業界に多様性をもたらし、女性や新世代のデジタル技術者を育成するために全国的に活動を展開しています。
・Data Security Council of India (DSCI) ( https://www.dsci.in/ ) (インド): DSCIはデータ保護に関する業界団体であり、サイバーセキュリティとプライバシーに関するベストプラクティス、標準、取り組みを確立することにより、サイバースペースを安全、安心、信頼できるものにしようとしています。
・Girl Security ( https://www.girlsecurity.org/ )(米国): Girl Securityは、過小評価されているコミュニティの14歳から26歳の少女、女性、性的マイノリティを対象に、サイバーセキュリティのキャリアパスを促進する取り組みを行っています。
・NPower ( https://www.npower.org/ )(米国): NPowerは、十分なサービスを受けていない若者や退役軍人にデジタル キャリアの機会を提供することで、多様な労働力を創出し、デジタル経済での成功を支援し、経済的繁栄を実現することを目指しています。
・認定特定非営利活動法人育て上げネット ( https://www.sodateage.net/ )(日本): 育て上げネットは、多様な就労支援プログラム、啓発活動、学習支援、保護者支援を通じて、若者の経済的・社会的自立を支援することを目的としています。
カテゴリー2:サイバー攻撃に強い非営利団体を実現
・Avsi Polska ( https://avsipolska.org/en/ )(ポーランド): AVSI PolskaはAVSI 財団 (国際奉仕ボランティア協会) と提携し、人的資本の育成を通じて人々の経済的および社会的条件の改善に取り組んでいます。
・特定非営利活動法人NPOサポートセンター ( https://npo-sc.org/main/about/ )(日本): NPOサポートセンターは、NPO、公共、企業などの垣根を越えて、社会課題を解決へと導く新しい社会システムを構築することをめざして活動しています。
・Sdruženi VIA ( https://sdruzenivia.cz/ ) (チェコ共和国): Sdruženi VIAは、テクノロジーと社会的に有益な活動を結び付け、より公平な世界を創出することに取り組んでいます。
・シドニー工科大学 (UTS)( https://www.uts.edu.au/ )(オーストラリア): UTSは、世界的な影響力を持つ公立工科大学として知られています。UTSは、産業界とのパートナーシップという強みを通じて、テクノロジーとイノベーションの最前線に立つよう努めています。
すべての助成金の期間は 1 年間です。 助成金および助成対象となる非営利団体の詳細については、https://www.kyndryl.org/us/en をご覧ください。
以上
キンドリル財団について
キンドリル財団はキンドリルの慈善部門であり、キンドリルがビジネスを展開する地域社会をサポートし、助成金や投資を通じて重要な社会課題に取り組んでいます。 キンドリル財団は、公平性を促進し、地球市民に力を与えるプログラムを提供しています。私たちは、地域社会を発展させる活動に取り組んでいることに誇りを持っています。 詳細については、https://www.kyndryl.org/us/en をご覧ください。
キンドリル(Kyndryl Holdings, Inc.)について
キンドリル(NYSE: KD)は、60カ国以上で数千にのぼる企業のお客様にサービスを提供する世界最大級のITインフラストラクチャーサービスプロバイダーであり、世界中の企業が日々の業務で利用する複雑かつミッションクリティカルな情報システムを設計、構築、管理、モダナイズしています。詳細については、www.kyndryl.com または www.kyndryl.com/jp/ja をご覧ください。
当プレスリリースは、2024年3月19日(現地時間)にKyndrylが発表したプレスリリースの抄訳です。原文は下記URLを参照してください。https://www.kyndryl.com/us/en/about-us/news/2024/03/cybersecurity-grants-for-nonprofits