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システムサコムが1989年に発売したSFアドベンチャー

『38万キロの虚空(PC-9801・Windows11対応版)』が「プロジェクトEGG」で配信開始!

2024年03月12日 15時40分更新

文● ミヤザキ/ASCII

『38万キロの虚空(PC-9801・Windows11対応版)』が「プロジェクトEGG」で配信開始!

 D4エンタープライズは3月12日、同社が運営するレトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」において、システムサコムが1989年にリリースした『38万キロの虚空(PC-9801・Windows11対応版)』を配信開始した。価格は550円。

社会派記者「相場謙」となってスペースコロニーの闇に迫れ!
ユニークなコマンド選択が特徴のシリアスSFアドベンチャー!

 西暦2049年。地球人口は増加の一途を辿り、まさに飽和状態をむかえていた。増え続ける人口に対し、居住可能土地面積は増えることはなく、超高層化された住宅施設にも限界があった。

 

 そして住環境以外にも、増大した人類の生活を支えるための資源の枯渇、自動化された産業構造の結果の失業者増など、地球はもはや閉鎖系の一環境の限界に達してしまったのである。

 

 この状況を打破するために世界各国が共同で開始した事業、それが宇宙植民計画である。「38万キロの虚空」を起動したその時が、あなたの異次元への旅の出発となることでしょう。

 本作は1989年にリリースされたアドベンチャーゲーム。システムサコムのノベルウェアシリーズの第5弾で、『ドーム』『シャティ』などの路線を踏襲した、シリアスタッチの近未来SFストーリーが楽しめる。

『38万キロの虚空(PC-9801・Windows11対応版)』が「プロジェクトEGG」で配信開始!

 プレイヤーはONNの社会部記者「相場謙」となって、人類初のスペースコロニーのオープニングセレモニーの事前取材を行なう。当初はその安全性や問題を取材していくが、突如事件なども発生し、やがてスペースコロニーをテーマにした陰謀劇へと巻き込まれていく。

『38万キロの虚空(PC-9801・Windows11対応版)』が「プロジェクトEGG」で配信開始!

 アドベンチャーゲームとしては少々ユニークなシステムを採用。本作では従来のアドベンチャーゲームのようにシンプルな「行動」+「名詞」の組みあわせではなく、自分の状況にあわせて用意された具体的な行動やセリフ、もしくは批判的/好意的/中立的といった選択肢によって物語は進行する。

『38万キロの虚空(PC-9801・Windows11対応版)』が「プロジェクトEGG」で配信開始!

 このシステムのお陰でシナリオへの没入感も抜群。ぜひ本作ならではの大人のSFストーリーを堪能してみよう。なお、本作は日本で初めて「MIDI音源(MT32)」に対応したゲームとしても知られている。

『38万キロの虚空(PC-9801・Windows11対応版)』が「プロジェクトEGG」で配信開始!

※今回の配信版では「MIDI音源(MT32)」に対応しておりませんので、あらかじめご了承ください。

紹介動画

特典

 当時の説明書をPDFで収録している。

『38万キロの虚空(PC-9801・Windows11対応版)』が「プロジェクトEGG」で配信開始!

【ゲーム情報】

タイトル:38万キロの虚空(PC-9801・Windows11対応版)
ジャンル:アドベンチャー
メーカー:システムサコム
プラットフォーム:PC
配信日:配信中(2024年3月12日)
価格:550円

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