経営管理クラウド「Loglass 経営管理」が、「カスタムデータ取込機能」を提供開始
株式会社ログラス
「経営管理ツールを導入したいのに、導入に至らない」企業の約44%が感じている「アナログ業務が残る」問題の解消へ
新しいデータ経営の在り方を生み出すDXサービスを提供する株式会社ログラス(本社:東京都港区、代表取締役CEO:布川友也、以下「当社」)は、経営管理クラウド「Loglass 経営管理」にて、予算・見込データや、会計ソフト・販売管理システムから出力する実績データをLoglassに取り込む際のフォーマットを自由に設定できる「カスタムデータ取込機能」を実装し、提供開始します。これにより、データ取込時の柔軟性、正確性、機動性が格段に向上します。そして、当社調査において明らかになった、"経営管理の専門ツール"の導入に踏み切れない理由の一つ、「アナログ業務が残る」という問題の解消にも繋がっていきます。
機能開発の背景
"経営管理の専門ツール"の導入に至らない大きな理由の一つは、「アナログ業務が残ってしまう」ことだった
・「経営管理の専門ツール」の利用率は9.5%に留まる
・最も利用率が高いツールは「表計算ソフト」で4割を超える
当社が2023年12月に経営企画担当者300名を対象に実施した調査※において、経営管理の専門ツールの利用率は9.5%に留まることが判明しました。最も利用率が高いツールは「表計算ソフト」であり、4割以上の企業が表計算ソフト中心の経営管理業務を行っている結果となりました。
・表計算ソフト中心の経営管理業務を行なう企業では、6割以上がトラブルを経験
表計算ソフト中心の経営管理業務を行なう企業では、「知らぬ間にデータの入力・転記ミスが起こり、誤ったデータを経営会議に提出してしまった(24.5%)」「前任者が設定した表計算ファイルの関数・マクロの引き継ぎができず、過去からの運用ができなくなった(20.0%)」など、6割以上が何らかのトラブルを経験していることが分かりました。
・「経営管理の専門ツール」の導入に至らない理由として、約44%の企業が「一部の業務がシステム化できず、アナログ業務が残ってしまう」と回答
ではなぜ、このようなトラブルが起こっているにも関わらず、経営管理の専門ツールの導入に至らないのでしょうか。同調査で、経営管理の専門ツールを「導入したい」と回答した企業(86社)において、まだ導入に至っていない理由の第1位が「ツール導入の費用対効果が分からない(53.5%)」、第2位は同率で「ツール導入の予算確保ができていない(44.2%)」「一部の業務がシステム化できず、アナログ業務が残ってしまう(44.2%)」という結果となりました。
この「アナログ業務が残ってしまう」という点は、表計算ソフト中心の経営管理業務に課題を感じながらも、"経営管理の専門ツール"の導入に踏み切れない「大きなボトルネック」になっていることが示唆されます。
こうした問題を解決するために、当社は経営管理クラウド「Loglass 経営管理」にて、「カスタムデータ取込機能」を実装し、提供開始します。
「カスタムデータ取込機能」概要
「予算・見込データ」や「実績データ」をLoglassに取り込む際、フォーマットを自由に設定できる
今回、「Loglass 経営管理」にて提供開始する「カスタムデータ取込機能」は、データ取込時のアナログ業務の発生を解消し、経営管理業務における柔軟性、正確性、機動性を格段に向上する新機能です。
実装される機能は、表計算ファイル内の予算・見込データの取込に対応する「カスタム更新申請」と、会計ソフト・販売管理システムから出力する実績データの取込に対応する「カスタム実績アップロード」の2つの機能から構成されています。
本機能により、表計算ファイルに集約した予算・見込データの取込時や、会計ソフト・販売管理システム等から出力される実績データの取込時において、手作業による加工・変換作業が不要となります。
▽機能特長
1. 表計算ファイルから取り込む、予算・見込データの「カスタム更新申請」機能
これまで「Loglass 経営管理」に、表計算ファイルで集約した予算・見込データを取り込む際には、Loglass独自のフォーマットに加工・変換した上でアップロードする必要がありました。
これに対し、新機能「カスタム更新申請」では、あらかじめ「取込設定」画面でお客様独自の予算・見込データフォーマットと「Loglass 経営管理」の対応づけ表を設定することで、任意の行・列のデータを指定して取り込むことができます。これにより、各企業ごとに運用している様々な予算・見込データフォーマットに、柔軟に対応することができるようになりました。
この新機能を使えば、ひとつの企業内で事業部ごとに異なる表計算ソフトのデータフォーマットが存在するケースにおいても、フォーマットを手作業で加工・変換する必要はなく、そのまま予算・見込データを取り込むことが可能です。
2. 会計ソフト・販売管理システムから出力する実績データの「カスタム実績アップロード」機能
これまで「Loglass 経営管理」に会計ソフトから実績データを取り込む際、対応していない会計ソフトの場合は、出力した仕訳帳や総勘定元帳のCSVファイルを指定フォーマットに加工・変換した上でアップロードする必要がありました。
これに対し、新機能「カスタム実績アップロード」では、あるゆる会計ソフトに対応し、「取込設定」画面で仕訳帳・総勘定元帳のCSVファイルから取り込みたい各項目の行・列を指定することで、そのまま実績データを取り込むことが可能です。
さらに、販売管理システムから、より詳細な取引明細(取引先・担当者など)を「Loglass 経営管理」に取り込みたいケースにおいても、フォーマットを手作業で加工・変換する必要はなく、そのまま実績の明細データを取り込むことが可能です。
以上2つの機能により、フォーマットの加工・変換処理という煩雑な作業が不要となるため、人的作業ミスの発生要因を無くすことができ、システムを使用する上での心理的負担が解消されます。その結果、「経営管理ツールを導入したいのに、導入に至らない」企業の約44%が感じている「アナログ業務が残る」問題の解消にも繋がっていきます。
当社は引き続き、ユーザー視点での機能開発を強化し、経営管理クラウド「Loglass 経営管理」の普及に努めていきます。そして、あらゆる企業が、企業価値向上を目指して、自ら保有するデータを“未来を見通す経営”に活用していく世界を実現してまいります。
調査概要(※)
調査名:経営データの活用に関する実態調査
調査方法:オンライン上でのアンケート調査
調査地域:全国
調査対象:企業の経営企画担当者 300名
調査割付:1.売上規模10億円以上~100億円未満/2.100億円以上~1,000億円未満/3.1,000億円以上 各100名
調査期間:2023年12月22日~12月26日
調査企画:株式会社ログラス
補 足:本調査結果において、比率は小数点以下第2位を四捨五入しているため、必ずしも合計した数字が100%にならない場合があります。
次世代型経営管理クラウド「Loglass 経営管理」について
当社が提供する「Loglass 経営管理」は、企業の中に複数存在する経営データの収集・一元管理・分析を一気通貫で実現する次世代型経営管理クラウドです。社内に散らばる予算、見込み、実績、KPIのデータを統合し、全ての経営管理プロセスを効率化。経営判断の精度やスピードを高めます。
URL:https://www.loglass.jp/
株式会社ログラスについて
「良い景気を作ろう。」をミッションとして掲げ、新しいデータ経営の在り方を生み出すDXサービスを提供しています。主なサービスとして、「Loglass 経営管理」「Loglass IT投資管理」「Loglass 販売計画」「Loglass 人員計画」「Loglass サクセスパートナー」を提供しています。
代表者:代表取締役CEO 布川 友也
設立:2019年5月
所在地:東京都港区芝5-33-1 森永プラザビル21階
事業内容:新しいデータ経営の在り方を生み出すDXサービスの企画・開発・販売
URL:https://loglass.co.jp