CoeFont、川崎市議会議員 青木のりお氏の市議長就任記念イベントにて、青木氏本人のAI音声を活用した開催前アナウンスと祝電読み上げを実施
株式会社CoeFont
CoeFont、川崎市議会議員 青木のりお氏の市議長就任記念イベントにて、青木氏本人のAI音声を活用した開催前アナウンスと祝電読み上げを実施
AI音声プラットフォーム「CoeFont」を提供する株式会社CoeFont(本社:東京都港区、代表取締役:早川 尚吾、以下当社)は、川崎市議会議員である青木のりお氏ご本人の声をもとに作成したAI音声および当サービスで提供するAI音声が、2023年11月14日に開催された「青木のりお 第四十四代川崎市議会議長就任を祝う会」において活用されたことをお知らせします。
本取り組みの背景
川崎市は令和6年7月1日に市制100周年を迎える川崎市では、次の100年に向けた「あたらしい川崎」を生み出していくために、市民、企業、団体などさまざまな主体が取り組みを行っています。その節目において川崎市議会議長を務める青木氏の就任記念イベント「青木のりお 第四十四代川崎市議会議長就任を祝う会」においては、500名を超える来賓者が集まりました。
これからの時代、AIを含む最先端技術の活用は、利便性の向上だけでなく、多様な個人や組織が活躍するために不可欠です。多様な技術や才能が活躍し発展する川崎の実現を願う青木氏の強い思いにより、AI音声の可能性を多くの方に実際に見てもらう機会として、今回の取り組みが実現しました。
「Cross-Lingual TTS」を用いた日本語・英語によるアナウンス
CoeFontは、収録した音声をAIに学習させることで、ご本人の声に近い自然なAI音声を作成することが可能です。また、作成後は、テキスト入力を行うだけで、好きな言葉や文章の読み上げを行うことができます。今回は、日本語で収録した音声によって多言語の音声を作成できる当社の技術「Cross-lingual TTS」を用いて、青木氏のAI音声を、日本語以外にも英語・中国語で作成しました。
当日は、青木氏のAI音声を活用し、日本語および英語にて開演前のアナウンスを行い、来賓者の迎え入れをサポートしました。
多様なAI音声での祝電披露
祝電披露の際には、日本を代表する有名声優 森川智之さんのAI音声により作成された、当社オリジナルキャラクター「Canel」を含む、当社の複数のAI音声によって、祝電を読み上げる等のパフォーマンスを行いました。また、合わせて当社のAI音声を社会課題に届ける取り組み「Voice for All」の紹介も行いました。来場者からは「AI音声の活用によって便利な世の中になりそう」という感想があがるなど、好評を博しました。
青木のりお氏よりコメント
「収録を行った際にはどのような音声が出来上がるのか想像できませんでした。実際に作成された自分の声を聞いて、クオリティの高さはもちろん、日本語で収録した音声から英語や中国語のAI音声まで作成されて驚きました。
今年市政100周年を迎える川崎市では、多様な個人や組織が活躍できることを目指し、様々な技術を積極的に活用しています。今回のイベントでは私のAI音声で多言語でのアナウンスを行ったりと、これまでは不可能だったことがCoeFontの技術により可能になり、多くの反響がありました。これからも、このような技術を取り入れることで、様々な場面でより多くの川崎市民の方に声を届けていきたいと思います。」
青木のりお氏のAI音声によるコメント読み上げ
https://youtu.be/qzshSW1kVUo
青木のりお氏 プロフィール
自由民主党所属の川崎市議会議員。3児の父として、子どもの健康や教育、多忙な子育て支援などを訴えている。
下記のリンクから、日本語と英語で政策を読み上げる青木氏のAI音声をぜひ、ご視聴ください。
https://aokinorio.com/profile/
CoeFontの健全なAI音声の活用を浸透させる取り組み「Voice for All」
当社では、健全なAI音声活用を促し、また全ての人に声を届けるための取り組みを行っております。
1. CoeFontの声の権利を守る取り組み「ボイス・ライト・プロテクション」
当社では、声優や俳優、著名人などの「声の権利」を守る『ボイス・ライト・プロテクション』の取組みを開始しています。本取組みにより、CoeFontに声を登録した方々に対しては、現行法の下では保護が難しい「声の権利」の侵害リスクを減らすことに貢献します。
※関連プレスリリース:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000068.000078329.html
2. CoeFontのAI音声を社会課題に届ける取り組み「ライフサポートプロジェクト」
当社では、2021年9月より声を失う可能性のある方や発話に困難を抱える方、声が出せない方を対象に、「AI音声の作成」と「AI音声の利用」を無償で提供してまいりました。2023年11月現在では、世界中で500名以上の声を失う可能性のある方々にご活用をいただき、「未来への希望が持てた」「家族の心が救われた」「もっと多くの人に取り組みが届いて欲しい」等のお言葉をいただいております。
今後も、最先端のAI音声技術を活用することで、福祉・リハビリ機器メーカーや製薬会社様、医療機関、支援団体等のご協力をいただきながら、声を失う可能性のある方々やそのご家族のウェルビーイングを実現する活動を継続してまいります。
※当社のESG活動:https://esg.coefont.cloud/
AI音声プラットフォーム「CoeFont」とは
AI音声プラットフォーム「CoeFont( https://CoeFont.cloud )」は、最新のAI技術を活用し、「声」を表現力豊かな「フォント」に変換することで、だれもが、簡単に利用できるAI音声サービスです。
10,000種類以上のAI音声を利用できる「Text to Speech(文章読み上げ)」やリアルタイムで声を変換する「ボイスチェンジャー」、日本語などの母国語で収録・作成したAI音声を、英語や中国語を含む多言語のAI音声に声質をそのままに変換する「Cross-Lingual TTS」などの機能を、世界中のすべての国・地域に提供しています。
株式会社CoeFontについて
株式会社CoeFontは、AIを利用したサービスの開発、提供を行っています。2020年に設立し、東工大ベンチャーに登録されています。現在、AI音声の研究を行っており、すべての国・地域でAI音声プラットフォーム『CoeFont( https://CoeFont.cloud )』を提供しています。