社会課題解決型のギャラリー、渋谷区千駄ヶ谷にオープン
ソーシャルグッドギャラリー
吉村知子税理士事務所は「ソーシャルグッドギャラリー」(以下:同ギャラリー)を、1月25日より渋谷区千駄ヶ谷(北参道エリア)にオープンした。
同ギャラリーは、クリエイターが抱える3つの大きな課題「創作活動の成果を発表する場の獲得」「創作活動の成果の収益化」「次なる創作活動に繋がる集客・ネットワーク構築」の解決に向けての機能を備えた社会課題解決型のギャラリー。
具体的には①基本料金が不要、②専門家がアドバイスをしてくれること、③クリエイティブなハブとして知られる北参道に建つことが大きな特徴となっている。
従来のギャラリーでは、認知度や販売実績が乏しいクリエイターが出展する際は、一定の基本料金を固定費として受領することが一般的だ。同ギャラリーは、同事務所が定める創作活動の基準に基づいた審査を通過したアーティストに限り、実績に関わらずギャラリーの利用に関する基本料金を無料とし、売上に対する手数料のみで利用できる「ソーシャルグッド枠」を設定している。
また、これまでギャラリーでは、作品の販売促進や収益化については出展者が主体となって企画・運営をしていたが、同ギャラリーでは、ソーシャルグッド枠の利用者に限り、販売方法のコンサルティングを実施。
内容としてはキャッシュレス決済の提供等、創作作品を気軽に購入できる仕組みの提供が可能だとしている。
さらに同ギャラリーが店舗を構える渋谷区千駄ヶ谷(北参道エリア)は、原宿や表参道といったファッションとアートの中心地に隣接しており、トレンドに敏感な若者から、洗練された文化を求める大人たちまで、多様な層の人々が訪れる。このような環境は、新しい才能やアイデアが交差する場となり、訪れる人々に新鮮な刺激を提供できると考えているという。