新デザインケース採用の「iiyama SENSE-M37M-134F-SAX」を実力をチェック
「iiyama SENSE∞M-Class」に採用された新筐体の魅力に続いては、10コア/16スレッド、最大クロック4.6GHzで動作するCore i5-13400Fと、GPUの高い処理能力を活用して写真、動画の編集作業だけでなく、ゲーミングを楽しめるミドルレンジGPU「NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti」を搭載した「iiyama SENSE-M37M-134F-SAX」のパフォーマンスをみていこう。
まずCPUの処理能力をチェックできる、レンダリング系ベンチマークの「CINEBENCH R23」を実行してみたところ、シングルコアが1764pts、マルチコアが13467ptsとなった。PL2のパワーリミットが若干抑えられていたため、マルチコアは定格パワーリミットでの過去計測データからは、1000程度低くなっている。
続けてパソコンの総合性能を確認できる「PCMark 10」でみていこう。ゲーミング性能も測るテストプリセット「PCMark 10 Extended」を実行すると、総合スコアは9914となった。
詳細を確認していくと、アプリの起動やビデオ会議、ウェブブラウジングなどといった基本の性能を測る「Essentials」が9989、表計算や文書作成のオフィスワークのアプリ性能を測る「Productivity」が10891、写真編集や動画編集、3DCG製作などのクリエイティブ系の性能を測る「Digital Content Creation(DCC)」が11908、ゲーミング性能の「Gaming」が20156を記録した。
いずれのテスト項目も高スコアとなっており、日常からオフィスワークに、写真・動画の編集などといった作業をスムーズに行なえるだろう。そのうえ、ゲームのプレイも十分楽しむこともできる。
Offirceアプリの鉄板となるMicrosoft 365(Office 365)を実際に使用して、そのパフォーマンスを確認できる実アプリ系ベンチマーク「UL Procyon」の「Office Productivity Benchmark」も確認していこう。
総合スコアは5942という結果で、Word、Excel、PowerPointごとのスコアではWordが7336、Excelが6647、PowerPointが6347をマーク。Microsoft 365(Office 365)での作業に、ストレスを感じることはないだろう。