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SENSE∞のミニタワーPCのケースデザインが刷新

動画編集+ゲームも! 16万円台で入門機にも最適なクリエイター向けミニタワーPC

2024年01月24日 11時00分更新

文● 藤田忠 編集●八尋/ASCII

提供: ユニットコム

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新デザインケース採用の「iiyama SENSE-M37M-134F-SAX」を実力をチェック

 「iiyama SENSE∞M-Class」に採用された新筐体の魅力に続いては、10コア/16スレッド、最大クロック4.6GHzで動作するCore i5-13400Fと、GPUの高い処理能力を活用して写真、動画の編集作業だけでなく、ゲーミングを楽しめるミドルレンジGPU「NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti」を搭載した「iiyama SENSE-M37M-134F-SAX」のパフォーマンスをみていこう。

Core i5-13400Fは、Pコアが6コア、Eコアが4コアの10コア/16スレッドで動作

高負荷時のCPUクロックは、Pコアが最大4588MHz、Eコアが3291MHzで動作していた

CPUのパワーリミットは、PL1 65W、PL2 135Wに設定されていた。PL2はインテル定格値が148Wなので、若干抑えた設定になっている

GeForce RTX 3060 Tiビデオカードを搭載する。1世代前のミドルレンジGPUだが、GPUを使った編集処理など、クリエイティブなシーンから、ゲームまで問題なく使える

ストレージには、インテルの系譜となるSolidigmのPCIe4.0×4対応NVMe SSD「P41 Plus 1TB」を搭載

読み出し4000MB/秒、書き込み2900MB/秒のパフォーマンスを発揮。必要十分な読み書き速度だろう

 まずCPUの処理能力をチェックできる、レンダリング系ベンチマークの「CINEBENCH R23」を実行してみたところ、シングルコアが1764pts、マルチコアが13467ptsとなった。PL2のパワーリミットが若干抑えられていたため、マルチコアは定格パワーリミットでの過去計測データからは、1000程度低くなっている。

CINEBENCH R23の結果

 続けてパソコンの総合性能を確認できる「PCMark 10」でみていこう。ゲーミング性能も測るテストプリセット「PCMark 10 Extended」を実行すると、総合スコアは9914となった。

PCMark 10の結果

 詳細を確認していくと、アプリの起動やビデオ会議、ウェブブラウジングなどといった基本の性能を測る「Essentials」が9989、表計算や文書作成のオフィスワークのアプリ性能を測る「Productivity」が10891、写真編集や動画編集、3DCG製作などのクリエイティブ系の性能を測る「Digital Content Creation(DCC)」が11908、ゲーミング性能の「Gaming」が20156を記録した。

 いずれのテスト項目も高スコアとなっており、日常からオフィスワークに、写真・動画の編集などといった作業をスムーズに行なえるだろう。そのうえ、ゲームのプレイも十分楽しむこともできる。

 Offirceアプリの鉄板となるMicrosoft 365(Office 365)を実際に使用して、そのパフォーマンスを確認できる実アプリ系ベンチマーク「UL Procyon」の「Office Productivity Benchmark」も確認していこう。

Office Productivity Benchmarkの結果

 総合スコアは5942という結果で、Word、Excel、PowerPointごとのスコアではWordが7336、Excelが6647、PowerPointが6347をマーク。Microsoft 365(Office 365)での作業に、ストレスを感じることはないだろう。

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