70年続く「紙×手作業」の高校生の就活を、たった2年で全国の1/3まで「デジタル」化完了!先生と一緒に設計した「Handy進路指導室」は、全国850校で学校主導のしなやかなDXを推進中。
ハンディ株式会社
サービスの導入で、学校が求人票の生徒向け開示に必要な教員数(50%減)・日数(60%減)・印刷枚数(85%減)の削減を同時に達成。次年度の学校継続利用意向も93%と、学校現場から高い支持を獲得
”学校公認”の高校生向けの求人票管理サービス「Handy進路指導室」を提供するハンディ株式会社(代表取締役 太田 靖宏 以下、当社)は、2023年12月末時点で「Handy進路指導室」をご利用中の高校が全国850校を超え、高校生の就職希望者の35%(※)の仕事選択を「紙からデジタル」へ転換することができるようになったことをお知らせします。正式版サービス提供開始から2年という短期間での達成となりました。 サービスを導入した学校では、生徒はITを活用した主体的な就職活動ができるようになり、教職員にとっても「学校の働き方改革」が実現されています。今後も、学校現場が必要としている実効力のあるDX(デジタルトランスフォーメーション)を提供することで、全国の高校生の就職活動/就職指導のデジタル化を更に加速していきます。 (※2023年12月末時点でのHandy進路指導室導入校の22年度就職希望者数合計÷全国の22年度就職希望者数合計で計算)
「Handy進路指導室」サービス開発の背景
高校生の就職活動は、従来、学校に届く「紙の求人票」を元に「手作業」で希望の求職先を見つけていく事が一般的でした。ただ、就職を希望される生徒に求人情報を開示するために必要な準備の多くが、進路指導に関わる先生のマンパワーに頼っていることはあまり知られておらず、近年の若年労働者に対する求人件数の増加に合わせて、教育現場の負担は増しておりました。そして、せっかく開示しても「紙形式」の求人情報は、デジタルネイティブの生徒には扱いにくく、希望の就職先を検索するための障壁となっていました。また、「紙形式」の求人情報は、学外でのアクセスにも向いておらず、学校に届く求人内容を家庭で共有することを難しくしていました。他方、求人企業にとっても、学校へ送付した求人情報は「紙形式」であるがゆえに、生徒からの反響があるかどうか手応えを感じることができないため「学校とのこれまでの関係性」に頼った形で求人活動をせざる得ませんでした。学校現場に頼らない大卒就活と同等の自己開拓による就職活動への切替を模索する声も非常に多くありましたが、アルバイト経験も大学生よりも少なく、年間の授業カリキュラムも固定化され、就職協定に基づき高校3年生の7月以降に就職活動が解禁されている現状を踏まえると、学校のサポート無しでの就職活動の実施については、不安の声も根強くありました。
そこで、当社は、現状課題を踏まえて、2021年12月に「Handy進路指導室」の正式版をリリースしました。従来から行われている学校が関わる形の就職活動/進路指導をITを活用してパワーアップさせることをコンセプトに開発されています。先生のITリテラシーの大小にかかわらず、どなたでも無理のないDXが簡単に実現できるように、全国の公立/私立高校の先生の意見を元に設計されている点も非常にユニークとなっております。
「Handy進路指導室」サービスの特徴
- 従来からの「学校紹介」の仕組みに準拠
- 学校の導入費用、月額費用などは一切無料
(求人企業様からの広告掲載料金などのスポンサー料で運営)
- 専用サーバ、専用アプリの追加インストールなども不要
- 生徒の個人情報や求人情報などの二次利用無し
- 学校は、企業から受け取った求人票をPDF化して、当社システムへアップロードするだけで、
学校専用の求人検索画面や、求人一覧表(エクセル)が利用可能
- 生徒へ紹介したい求人情報の選別も可能
- 学校が利用者アカウントを発行するので、部外者のアクセスはできない
- PC/スマホ/タブレットなど異なるデバイスでも利用可能
- 求人企業は、スポンサー頂くことで、求人情報に加えてリッチな情報(写真や動画、添付資料など)を
配信可能
「Handy進路指導室」外部からの高い評価、教育委員会など地方自治体との連携実績
ユニークなビジネスモデルは、多くの外部評価を頂戴し、2022年度にデジタル庁後援「日本DX大賞 官民連携部門」の受賞や、大阪府教育委員会との「府立高校の就職活動/就職指導のDX活用に向けた連携協定」の締結に至りました。関係省庁の皆様や、各地の教育委員会の皆様からのご指摘やアドバイスに耳を傾けながら、プロダクトの改善に努めています。
「Handy進路指導室」目に見えるDX効果があるので、継続利用意向率も93%を達成
実際にご利用いただいた学校では、目に見える導入効果が出ており、先生の働き方改革や、ペーパレス化に貢献できています。そのため、導入後の継続利用意向率も93%に達し、多くの学校がDX化を前向きに受け止めていることが分かります。
【導入によるDX効果 ※回答数=195校、2023年よりHandy進路指導室を導入した学校】
- 求人票公開までにかかる必要教員数 平均5.6名→2.8名(50%の削減効果)
- 求人票公開までにかかる必要日数 平均5.7日→2.2日(60%の削減効果)
- 求人票公開の際に印刷する枚数 平均4,120枚→580枚(85%の削減効果)
「Handy進路指導室」実績豊富。だから、導入高校はあっという間に850校を突破
全国の様々な高校でご採択頂き、すでにご利用いただいておりますので、デジタル化の検討を始めた学校でも安心して取り組みができます。47都道府県での導入実績がありますので、各エリアごとの就職指導や就職活動に合わせたご利用方法のご提案ができます。
(導入高校一例 ※敬称略、お名前出しの了解を頂いた学校に限る)
(実際にご利用いただいている学校からの声)
青森県立むつ工業高等学校:
一次募集を順調に進行できたのでとても助かりました。2年生向けの指導にも活用する予定です。
福島県立郡山商業高等学校:
求人票のデータをCSVファイルでダウンロードでき、業務の効率化が図れました。
栃木県立真岡北陵高等学校:
膨大な求人票のデータをあっという間に処理し、生徒もスマホなどで閲覧が可能になりました。
愛知県立春日井泉高等学校:
教員の業務負担軽減に加え、生徒が求人検索しやすくなったのは大きな効果です。
岐阜県立岐阜城北高等学校:
業務がかなり改善され、正に働き方改革を実現できた実感を得ています。
香川県立琴平高等学校:
読み込みも早く一覧表などの作成もスムーズ。保護者の意見も集約しやすかったです。
山口県立宇部工業高等学校:
統計事務処理の時間が短縮できました。求人票の印刷が省略できました。
福岡県立田川科学技術高等学校:
去年よりも読み取り精度が格段に上がっていて驚きました。
「Handy進路指導室」継続した使い勝手の向上で、就職活動と就職指導がよりフレンドリーなものへ
23年度も、沢山のご要望を学校現場から頂きました。当社では、「紙形式」の求人票の読み取り技術の磨き込みのため、機械学習やAIを用いたOCRの実装を行えるように開発体制を構築しています。また、多方面とのリレーションにより、求人票の形式変更などの業界内の変化情報にいち早くキャッチできるようになっています。そのため、迅速に学校現場が必要とする機能やサービスの開発が可能になっています。
【23年度に提供した新機能 ※代表的なもののみ一部紹介】
- 職業分類コードの改訂対応
- 二次募集以降に届く重複求人の上書き取り込み
- 都道府県をまたぐ求人検索 など
24年度以降も、引き続き先生も生徒の皆さんにも役に立てる機能を開発し、就職活動/就職指導をスムーズに行えるようにしていきます。
【24年度に提供する予定の新機能 ※リリースが確定しているもののみ紹介】
- メールアドレスを利用しない形での生徒ユーザー登録対応
- 求人票のフォーマット変更への読み取り対応
運営会社「ハンディ株式会社」
社名:ハンディ株式会社
代表:代表取締役CEO 太田靖宏
所在地:東京都港区虎ノ門4-1-1 神谷町トラストタワー 23F
連絡先:050-1751-6346
会社沿革
日本全国の高校生と先生に、ITでもっと感動を届けたいので、採用活動にも力を入れています。
日本の高校生に最適な選択肢を提供したい。
これが、私たちのビジョンです。
高校生は卒業と同時に様々な人生の選択をしなければなりません。
大学へ進学するのか、専門学校へ行くのか、就職するのか、留学するのか・・とても短い時間で、とても多くの情報からその選択を迫られます。
私たちに出来ることは、その情報を高校生にとって最適な形で提供すること。
そして、その後の人生を楽しんでほしい、幸せになって欲しい。そんな想いで事業を生み出し展開しています。
まずは高校の進路指導室から取り組みます。
そしてその先へ。ぜひ、一緒に今しかできない、そんな事業を生み出してみませんか。
ハンディ株式会社
代表取締役 太田 靖宏
(ハンディ株式会社 採用ホームページ)
https://handy-support.notion.site/c8afbc166a03425c94461e62a1e6c023
(募集職種について)
https://open.talentio.com/r/1/c/handy-school/homes/4282