APEX株式会社がオーストラリアのSpacesiumと事業提携を締結、点群解析プラットフォームSimple-Pointで「クラウド3DCAD」サービスの提供を開始
APEX株式会社
3DCADサービス(サブスクリプションモデル)の提供を開始
日本を拠点に2D/3Dデータの解析をAIで自動化するプラットフォーム「Simple-Point」を運用するAPEX株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:下戸 優輔、以下APEX)は、新たに「クラウド3DCAD」サービスの提供を開始します。 このサービスはクラウド上で誰でも簡単に3DCADを利用することができるサービスとしてSpacesiumとの協業で提供いたします。
「simple-point」と「spacesium」の提携
3次元解析プラットフォーム「Simple-point(シンプルポイント)」の大型アップデートに伴い、サブスクリプションモデルによるクラウド3DCADサービスをスタートいたします。
サービス開始により、ユーザーは取得した三次元データ(点群)をクラウドサーバーを利用してすぐに解析を開始したり、点群データを第三者に共有してビューアーで確認することができるようになります。
Simple-point主なアップデート内容
・UIの大幅な変更
・見積もりから請求書まで自動生成にインボイス制度への完全対応
・spacesiumとの連携によりサブスクリプションモデルで3DCAD機能の追加
開発チーム
APEX株式会社(日本)、Spacesium(オーストラリア)から多くのプロジェクトメンバーが携わり新しい機能開発に取り組んでいます。
「Simple-Point」ついて
三次元データ解析プラットフォーム「Simple-Point」
https://simple-point.net/
シンプルなUI設計、はじめての方でも迷わずにお手持ちの三次元データ、ドローンで撮影した写真や点群をアップロードするだけで各種、業務に必要な成果物を作成依頼することができます。
‐simple-pointの特徴‐
・登録は完全無料
・解析価格は料金は使った分だけ
・気軽に使いやすい価格設定
・100GBのストレージを使用可能
・10種類以上の三次元解析データ作成に対応(等高線/土量計算/PPK解析/縦横断図/レポート作成/数値地形図 )
・チャット機能を搭載
・お見積りからご請求まで各種書類は自動生成(インボイス制度対応)
・分かりやすいシンプルなUI設計
・専門家によるデータのフィードバック
・豊富な出力形式(DXF、SFC、Tiff、LAS、DWGなど)
・写真から点群作成など豊富な成果物の解析に対応
このような特徴から、Simple-Pointは誰でもお手軽に点群データの解析を依頼できるプラットフォームになっております。
サービスを提供する背景
これまで数多くの企業様のご要望にお応えして、「Simple-Point」サービスの更新を行ってきました。
「簡易的な解析は自分で行いたい。後からデータを編集したい」と多くの声をいただき今回の新機能追加が実現しました。
Spacesiumについて
Spacesiumはオーストラリアを拠点として、高度なCAD機能を使用して建設、鉱山、環境、測量、資産、およびドローンのプロジェクトなど多方面で機能開発を行っている企業です。
クラウド3DCADを利用したプロジェクトの実際の進行状況確認、設計、スケジュール管理、また現場の変更をリアルタイムで共有するなどのニーズに対応します。
プロジェクトのすべての機能を通じてさまざまな点群の後処理機能をご利用いただけます。
‐Spacesiumの特徴‐
・3DCADと自動解析
・高度な測定ツール
・ファイル管理
・データ相互運用(URLによるビューア)
Spacesiumは三次元データ利用の可能性を最大限に引き出すことができる新しいツールです
APEX株式会社について
2021年創業、3Dデータ、ロボット分野のスタートアップとして、ドローン/GNSS/Lidar/SLAM等の機能検証とそれらを活用した計測、実証実験(2D/3Dデータ活用)を展開。インフラ点検への測量技術の応用、森林計測、構造物の3D化と各産業への活用業務を全国で実施。産業ごとに必要なデータ取得プロセスとデータ解析を得意とし、膨大なGISデータを元にAI学習開発をスタート。ドローンからの写真や点群データ解析を自動化するための三次元データ解析プラットフォーム「Simple-Point」を2022年リリース。
AI前提社会の各産業に特化したデータ取得、解析までを一貫した3Dデータを主とした研究開発を行っています。産業向けデータでこれまでの産業全てを変革し、「あらゆるデータ取得と解析を自動化してデータ活用作業の自動化」の実現を目指しています。