GPT4、Gemini Proなど複数のAIに同時質問できる新サービス
「DeepAnswer.AI」オープンβ Ver.2公開中
CODEGYMは12月15日、ユーザーが同時に複数のAIモデル(LLM)にAPI経由でアクセスし、それぞれの応答結果を比較・検証することができる新サービス「DeepAnswer.AI(ディープアンサー)」のオープンβ Ver.2を公開した。
現在は、1日の利用制限数のなかで無料で誰でも利用可能。インターフェースは、日本語および英語に対応している。
12月14日にGoogleが提供開始をした「Gemini Pro」を新規に加え、OpenAIが提供する 「GPT4」、「GPT4-Turbo」(ChatGPT経由では、20ドル=およそ3000円 の有料登録が必要)、Anthropicが提供開発する「Claude2.1」のLLMモデルにも対応し、同時に同じチャット文章を送ることで、異なる結果を一括で得られる。
ユーザーは気に入った回答に対して、レスをつけて、続きの会話をすることが可能。
それぞれのAI独自の特性や能力を直接体験することにより、自分に最適なモデルを見つけられる。言語モデルの機能と性能に関心のある研究者、開発者、教育関係者に有用で、学生や学習者が異なるAIモデルの回答を比較することで、批判的思考能力を養える。AI技術の進歩についての理解を深める手段としても有効だ。
投稿された後に別のプログラムの動作により、投稿した会話の文脈に沿ったアイキャッチ画像を自動生成し、要約したタイトルも生成する(数分間の処理時間が必要)。
DeepAnswerは、クローズドなAIチャットbotではなく、インターネットに投稿されるUGC型(ユーザー生成コンテンツ)のQ&A投稿サイト。人間のユーザーも「いいね」や「人間としての回答」に参加できるほか、ほかのユーザーがどのようにAIを活用しているかを知ることが可能だ。
サイトへのアクセスはこちら(メールアドレスのみで無料でサインアップ可能)。
■無料版での利用制限数
現在はβ版を無料解放しており、1日あたりの新規投稿数の制限は5〜7回。1つの会話のトークン数には上限が定められている(10回程度のやり取りが可能)