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フランスの長期インフラおよび施設を管轄する公的機関SOLIDEO、建物の快適性を最大限に高めるためにダッソー・システムズのシミュレーション・ソフトウェアを使用

PR TIMES

ダッソー・システムズ株式会社
・ダッソー・システムズのシミュレーション・ソフトウェアを活用して、SOLIDEOが2024年夏にパリ地域に竣工を予定している未来型宿泊施設の屋内温度を分析 ・極端に外気温が上昇した際に施設内の快適性を最大限に高める方法を分析し、SOLIDEOにガイダンスを提供 ・あらゆる条件下の解析に対応するダッソー・システムズ特有のシミュレーション機能を活用することで、安全面や健康面における生活の質の向上に貢献




※本リリースは、仏ヴェリジー=ヴィラクブレーにて現地時間2023年11月8日に発表したリリースの日本語参考訳です。

ダッソー・システムズ(Euronext Paris: FR0014003TT8, DSY.PA)と長期インフラおよび施設を管轄するフランスの公的機関SOLIDEOは本日、1万4千人の収容を見込むパリ地域の宿泊施設の快適性を最大限に高めるために連携することを発表しました。


近年、フランスでは記録的な猛暑に見舞われたことから、ダッソー・システムズのシミュレーション・ソフトウェアを活用して宿泊施設を分析し、2024年に熱波が襲った場合でも施設内の快適性を高められるようSOLIDEO にガイダンスを提供しました。


現在建設中で2023年12月31日に引き渡しが予定されている当宿泊施設は、エネルギーの循環的な利用を優先する持続可能性の高い設計になっており、施設内の広大な緑地と地熱冷却システムを活用して屋内の温度を調整することが可能です。


SOLIDEOは、極端な気温下でも適切に建設工事が進められることを確認したうえで、アスリートを中心とする施設利用者をサポートする上で必要となる新たなエネルギーソリューションを特定し導入する一方で、環境への影響も最小限に抑えられる施設の設立を検討していました。

SOLIDEOの戦略・イノベーション担当ディレクターであるアントワーヌ・デュ・スーイッシュ氏は次のように述べています。「長引く熱波の中でも屋内で人々が快適な生活を維持できる、環境に優しい宿泊施設を建設することは我々の最重要課題です。ダッソー・システムズのシミュレーションにより、2024年の施設完成に向けて順調に準備を進められています。また今後、住居として当施設を再利用する際にも、同様の環境を提供できることを確認できました」


SOLIDEOや建設業者から提供されたデータを基に、ダッソー・システムズはSIMULIAソフトウェアを活用して、建設中のある一つの建物の上階を再現した3Dモデルを作成し、断熱材、換気装置、日除け、床冷却エコシステムなどのパラメータでシミュレーションを行い、結果として生じる日中を通した屋内の温度を計算しました。




このシミュレーションを活用して、SOLIDEOは各パラメータがどのように機能するのか検証し、建設中の建物に構造的ソリューションを追加することなく、いつでも施設内の快適性を最適化することを確認することができました。それにより、設置場所と時間帯に基づく日除けの効果と革新的な床冷却システムの有効性の両方を実証できました。

ダッソー・システムズの都市・公共サービス担当バイスプレジデントであるジャック・ベルトランは、次のように述べています。「当社のシミュレーションを活用することで、SOLIDEOは外気温が上昇しても屋内の快適性を最大限に高められるようにするために必要な知見を得ることができました。SOLIDEOとのパートナーシップは、当社のテクノロジーの奥深さと幅広さを示す新たな一例です。建物内の熱や、病院、オフィス、コンサートホール内の空気の流れ、さらには都市部のヒートアイランド現象の影響を把握するために、ダッソー・システムズはあらゆる条件下でシミュレーションを行い、目に見えない情報を把握して、安全面や健康面において人々の生活の質の向上に役立てることができます」



ダッソー・システムズの3DEXPERIENCEプラットフォーム、3次元設計のソフトウェア、3Dデジタル・モックアップ、プロダクト・ライフサイクル・マネジメント(PLM)ソリューション等について、詳しくはホームページをご覧ください。

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(以上)

SOLIDEOについて
SOLIDEOは、2024年パリ大会の開催に必要となる60以上の建物の管理、また開発プロジェクトの実行および完了を、定められた予算に沿って野心的で持続可能かつ模範的な遺産として残せるよう監督しています。これらの建物は2025年に各種施設、住宅、オフィスへ転用することを想定して設計されています。

ダッソー・システムズについて
ダッソー・システムズは3DEXPERIENCE(R)カンパニーとして人類の進歩を促す役割を担い、企業や個人のお客様に対して、持続可能なイノベーションを実現するためのバーチャル コラボレーション環境を提供しています。当社のお客様は、3DEXPERIENCEプラットフォームとアプリケーションを用いて現実世界のバーチャルツイン・エクスペリエンスを生み出すことで、製品やサービスの創出、製造、ライフサイクルマネジメントのプロセスを再定義できるので、世界をより持続可能にするために意義のある影響をもたらすことができます。また、ダッソー・システムズはお客様と共に、消費者や患者、市民など全ての人々のために、人間中心の経済活動であるエクスペリエンス・エコノミーを推進しています。ダッソー・システムズは150ヵ国以上、あらゆる規模、業種 の30万を超えるお客様に価値を提供しています。より詳細な情報はホームページ、https://www.3ds.com/ja(日本語)、https://www.3ds.com(英語)をご参照ください。


3DEXPERIENCE、3DSロゴ、Compassアイコン、IFWE、3DEXCITE、3DVIA、BIOVIA、CATIA、CENTRIC PLM、DELMIA、ENOVIA、GEOVIA、MEDIDATA、NETVIBES、OUTSCALE、SIMULIAおよびSOLIDWORKSは、フランスの法律に基づいて設立された欧州会社(Societas Europaea)であり、ヴェルサイユの商業裁判所書記課に登記番号322 306 440で登録されているダッソー・システムズ、またはアメリカ合衆国やその他の国におけるダッソー・システムズの子会社の商標もしくは登録商標です。