記念すべき『魔導物語』のエピソード1のリメイク作
『魔導物語I 3つの魔導球(ゲームギア版)』が「プロジェクトEGG」で本日リリース!
D4エンタープライズは11月14日、同社が運営するレトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」にて、コンパイルが1993年にリリースした『魔導物語I 3つの魔導球(ゲームギア版)』を配信開始した。価格は990円となる。
これは、アルル・ナジャという女の子のお話です。今、夜7時をちょっと過ぎたあたり。明日は魔導幼稚園の卒園試験なので、早めに眠っているようです。
見たこともない建物の中。眼の前の扉を開けると、そこには大きな鳥さんがいました。鳥さんは、なぜかアルルをジロッとにらみつけました。すると、みるみるうちに身体が石に変わっていくではありませんか。
そしてアルルは、動けないまま頭から倒れて……。ベッドから転げ落ちてできたコブをさすりながら、アルルは目を覚ましました。こんなことで卒園できるのでしょうか。
本作は1993年にリリースされたロールプレイングゲーム。『魔導物語1-2-3』の『エピソード1』をコンシューマー機向けに移植したもので、魔導幼稚園に通うアルルが卒園試験として塔を攻略し、魔導球を手に入れることが目標となる。
ゲームは8×8のダンジョンを冒険することになり、戦闘はランダムエンカウントのターンバトルを採用。コミカルな音声はもちろん、アルルの体力や魔力の残量やステータス状態が“言葉・表情・音楽”で表現されるファジー・パラメーターシステムといったユニークなシステムは必見だ。
『エピソード1』をコンシューマー機向けに移植したものだが、単なるベタ移植ではなく、方向石などのオリジナルアイテムが登場するほか、魔導球を巡るライバルとしてカミュという男の子が登場。助けたり助けられたりと、コンシューマーならではのストーリー展開が楽しめる。
そしてカミュの正体は……。ほかにもマップが追加になり、オリジナル版よりも手応えのある探索が楽しめます。
記念すべき『魔導物語』のエピソード1をリメイクした本作。HPなどが数値的にわからないなどの特性から初見では戸惑うかもしれないが、探索しやすいマップの広さ、程よいトラップの数々、オートマッピング、そしてかわいいキャラクターの数々など、程よい難度で3DRPGの面白さが堪能できる秀作だ。
ファンであればオリジナルのエピソード1と比較しながら遊んでみるのもいいだろう。
【紹介動画】
特典
特典として、当時のマニュアルをPDFで収録している。
【ゲーム情報】
タイトル:魔導物語I 3つの魔導球(ゲームギア版)
ジャンル:ロールプレイングゲーム
メーカー:コンパイル
プラットフォーム:PC
配信日:配信中(2023年11月14日)
価格:990円
©SEGA
©2023 D4Enterprise Co.,Ltd.
「魔導物語」はD4エンタープライズの登録商標です。
本作では、旧作のゲームを忠実に再現するため、一部に不適切な表現があります。あらかじめご了承ください。
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