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DJに必要な機能をA4サイズに搭載、ポータブルDJマシン「FJ1」

 ミューシグナルは11月10日、新規開発中のポータブルDJマシン「FJ1」の先行予約販売を、クラウドファンディングサイト「Makuake」にて開始した。

 FJ1は、かつて日本のクラウドファンディング記録を塗り替えたヒット製品「GODJ Plus」の特長を受け継ぎつつも、1から新規に設計した新製品。FJ1は、バッテリー駆動、スピーカー搭載、PC不要といったGODJ Plusならではの特長はそのままに、課題となっていた部分を見直し、さらなる進化を遂げた。

2017年に発売した前機種「GODJ Plus」

 一般に、DJを始めるには2台のターンテーブル、ミキサー、さらにエフェクターやサンプラーなどさまざまな機材を用意する必要があり、初心者にとっては大きなハードルとなっていた。FJ1は、DJに必要なすべての機能をA4サイズの筐体に搭載し、ちょっとしたパーティーからクラブでのプレーまで、どんなシーンもこれ1台で完結できるという。

 プレイ中はPCやスマホも不要。音楽ファイルを入れたUSBメモリーを本体横のUSBポートに差し込むだけで、すぐにDJをスタートできる。バッテリーとスピーカーを内蔵し、キャンプやBBQといったアウトドアでも使用できる。

 筐体には丈夫で高級感のあるアルミニウムを採用。また、タッチパネル式液晶も明るさとコントラストを向上し、晴天の屋外で液晶が見えづらいという弱点も解消した。表示領域も1.5倍に拡張されており、ここには波形表示など様々な新機能を盛り込んでいく予定としている。

 メインプロセッサーの動作周波数がGODJシリーズの58MHzから1.6GHzとなり、処理速度や計算精度が向上し、アルバムアート表示や高負荷サウンドエフェクトにも対応できるようになるという。一方で、基本的な操作性はGODJシリーズを踏襲し、従来のユーザーでも違和感のない快適さをうたう。

 本体サイズは幅250×奥行き210×高さ35mm(試作時)、重量はおよそ1800g(試作時)。オーディオ端子はRCA出力、ヘッドフォン出力×2、ステレオ入力、マイク入力を搭載。インターフェースはUSB Type-C(充電およびPC接続用)、USB Type-Aポート×2を備える。対応音源フォーマットは、wav、AIFF、MP3、AAC、Apple Lossless、Ogg Vorbis、FLAC、DSD。USBケーブル、専用キャリーケースが付属する。

 一般販売予定価格は9万2000円で、クラウドファンディングは5万7800円(最大37%オフ)から展開する。

主な仕様

※本記事は、プロジェクトオーナーのプロジェクトが必ず成功することや、プロジェクトの品質、リターン内容を保証するものではありません。プロジェクト進行中に関するトラブル、返金要求、リターン返品要求はプロジェクトオーナーの責任のもと行なわれます。プロジェクト不成立時には製品が届かなかったり、返金が受けられないなどのリスクがあります。出資は自己責任でお願いします。

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