ヴィタネットが「VitaNet CloudAuth」クラウドサービスを発表
ヴィタネット
特許技術で業界初の手ぶらでお店に自動チェックインを実現しました。弊社サービスの利用で各社の公式アプリが店舗の売上拡大に貢献します。
新世代の本人認証サービスを開発・販売するヴィタネット・ジャパン株式会社(東京都 代表取締役:山田 健雄)は、アプリの利用者本人が店舗や施設に入るだけで自動的にお店にチェックインする新機能を加えた「VitaNet CloudAuth」のリリースをお知らせします。
VitaNet CloudAuth(ヴィタネット・クラウド・オース)は、各社の公式アプリが誰が来店したかを自動認証して手ぶらでお店にチェックインできるようにします。従来は困難だった店舗とアプリの買い物体験の共通化により、公式アプリが集客やリピートの向上、売り上げ拡大に貢献します。
VitaNet CloudAuthサービスの利用は簡単で、公式アプリに弊社のSDKを組み込んでいただいた上で店舗に超小型の認証器を設置するだけです。0~10mの認証レンジ設定で設置場所を選びません。認証度数に関わらず認証器毎の月額課金の低コストです。店舗とアプリを連携させる短期間のキャンペーンの標準パッケージの用意もございます。お気軽にお問い合わせください。
公式アプリがクーポンやポイントを変革
従来のクーポンやポイントは店舗での買い物の最後の支払い時のみに利用が可能でした。アプリでお店にチェックインすることで、入店時にポイント付与や店内での利用者別の価格提示が可能になります。店舗内でスマホのカメラで商品の二次元コードを読み取ることで、カートに商品を入れる前であっても店舗別や利用者別のプロモーション価格の提示や類似商品のお勧めも可能です。従来にない新しいロイヤリティ向上プログラムや店内で直接自社のECサイトへ利用者を誘導するなど、店舗とネットとの連携による総合的な売り上げ拡大が期待できます。
店舗で使える高度認証とネットID連携
高度認証と呼ばれる金融取引や施設への入退出などで必要となる本人認証の市場は急成長を続けています。しかし、生体認証やICカードは高度認証の条件を満たすものの店舗での利用にはコストが高いという問題があります。そのコストとしてはアプリからサーバーにログインする高度認証とは別の高度認証のシステムを追加するコスト、ログインとの紐付けのコスト、専用の読み取り装置のコストなどがあり、コスト削減余地が乏しいのが現実です。CloudAuthはスマホアプリのログインで使う本人ID(ネットID)を店舗に設置した超小型認証器でダイレクトに高度認証します。ログイン以外の高度認証システムの追加が不要でシングル・サイン・オンへの対応も容易です。認証器毎の定額月額課金でこれまでには費用対効果を実現します。
CloudAuthでは店舗へのチェックインに加えて、アプリが店内でのモノやサービスの選択と支払いにも使えるようになります。アプリ利用者に事前の登録をお願いする必要はありません。この新しいアプリの使い方を、ネットID連携と呼んでいます。ネットID連携で利用者に来店メリットを提供することにより、アプリのDLとアプリ利用も促進します。認証情報を元にしたアプリ利用のアナリティクスも提供します。
高度な技術で使いやすいCloudAuth
実装が容易なアプリSDK
各社の公式アプリは、弊社のCloudAuth SDK(ソフトウェア開発キット)を組み込むだけでAPI経由でネットID利用者の場所と認証情報をSDKから受け取ることができます。アプリ開発の各種プラットフォームとの連携も容易です。様々な公式アプリと店舗での利用形態に合わせて3種類の認証APIを標準で用意しています。SDKに付属の参照プログラムを使っての機能評価も容易です。お問い合わせください。
設置と運用が容易な認証器
CloudAuthは業界初のBluetoothビーコンとBluetooth LE (BLE)の組み合わせを実現し、自社特許技術のBLEオートペアリングで認証します。ビーコン発信機 (Beacon Station)と認証器(VitaNet Station)のクラウド遠隔集中管理で店舗での認証器の操作を不要にしています。設置後の認証レンジなどの設定変更やソフトウェアのアップグレードはクラウドから行います。業界初を実現した弊社の技術力は村田製作所など多数の技術パートナーから高く評価いただいています。
クラウドから都度配布されるワンタイムの秘密鍵でアプリ利用者のネットIDを高度認証して金融取引にも使えるセキュリティを低コストで提供します。BLEオートペアリングの0.5秒以下の認証プロセス・スピードとサーバーの認証要求キューイング機能で多数の認証要求を隙間なく処理します。
用途に応じた様々な設置構成
多数の認証処理が不要なドローンでの荷物受け取り人認証などの用途では、VitaNet Stationだけのオプションも用意がございます。重量と消費電力を半分以下に削減します。通常はVitaNet Stationの認証レンジを0~10mの範囲で設定しますが、ホテルのロビーなどの広いスペースのどこでも認証ができる多数のVitaNet Stationのクラスタリング設置や2台並列稼働の冗長構成など多様な設置構成が可能です。
CloudAuthで店舗をスマート化
CloudAuthは、ネットIDをリアルの店舗で業務に使う逆転の発想のDXやスマート化を実現します。
スマート・チェックイン
入口や受付に利用者が近づくだけで受付や入場を完了する業務フローの実装が容易です。予約がなかったり不要な場合でも、アプリから店舗内の利用者に様々な提案をするUX設計が可能になります。アプリを使う従業員の会社施設へのチェックインと食堂などの支払いの統合も容易です。
スマート・ショッピング
顧客との接点を一番最後の支払いから「入店した瞬間」に変えて、店内での購買行動をアプリで誘導出来るようになります。来店ポイントやスマホで商品の2次元コードを読み込むだけでクーポンや割引を付与したり、レジ待ち無し決済でショッピングを完結するUX設計も容易です。
スマート・レストラン
近年広がりを見せているセルフ注文では出口での従業員による決済処理作業が別途必要になっています。ネットID連携で予約から受付、注文から決済の全てが会員アプリのセルフサービスで扱えるようになります。
スマートシティ・観光DX
ネットIDを共通IDとして、共通IDでログインするアプリで地域内での旅行や生活を支えるサービス提供をします。スタンプラリー、ネットでの販売、現地受け取り、交通機関の割引パス、AI行動提案などを統合した観光DXの実現が容易です。
スマート鍵・ロッカー・ドローン配達
ネットで承認した特定の介護者だけが指定された時間に介護される人の自宅の錠を開けられる、毎回異なるロッカーを自分だけが開けられる、上空のドローンが受取人を認証するなどの新世代のニーズに応えます。
スマート・アクセス制御
装置の操作盤をスマホやタブレットで置き換えたり、誰が何時どの装置の操作が許されるかなどのアクセス権限設定を遠隔集中管理するDXの実現が容易です。ネットID連携を生体認証などの他の高度認証と組み合わせれば、高度セキュリティ施設で必要とされる多要素認証によるアクセス制御にも対応します。
弊社は会員アプリを運営している企業様や、企業向けにアプリや基幹システム構築を提供している開発パートナーも募集しています。詳細については、お問い合わせください。
CloudAuthのパンフレットのDLリンク:
https://prtimes.jp/a/?f=d30294-6-9dc11139275534d076e199503e408b7b.pdf
■会社概要
・会社名:ヴィタネット・ジャパン株式会社
・所在地:東京都港区六本木7-21-17 東豊エステート802
・代 表:山田 健雄
・設 立:2016年1月
・事業内容:クラウド認証サービスの開発・販売
・URL : https://www.vita.net/jp/