ビックボールペンの宅内在庫のことは一瞬で忘れて
脊髄反射的に衝動大人買い
こと筆記具に関しては知識も乏しく下手の横好きの筆者だが、鉛筆から万年筆、ボール(ポイント)ペンまで広く浅く数十年近く衝動買いを繰り返している。そんな筆者が、実際に毎日自分が使う筆記具をビックのボールの軸径1.6mmの極太(エクストラボールド)の青インクだけと決めたのは、もう30年以上昔だ。
年に何度もシリコンバレーに行く用事があり、行き帰りの機内で一緒になる米国人がほぼみんな持っていた「黄色いレターサイズのリーガルパッド」と「ホテルの部屋の備品の定番であったビックの太字ボールペン」、そしてそれらを一括収納する「リーガルパッドホルダー」にハマってしまったからだ。
それ以来、我が家の常備品になったビックのボールペンは、すでに死ぬまでに使い切れない量となった。極太だけに絞れば良かったが、生産停止を聞くと居ても立っても居られなくなって、ボール径1.0mmの中字(ミディアム)や滅多に使う予定のないカラーボールまでが、いつの間にか自宅在庫になってしまった。
そんなビック命の筆者がSwitchPenの動画広告をウェブで見て、ビックボールペンの宅内在庫のことは一瞬で忘れてしまい脊髄反射的に衝動大人買いしてしまった。すでにご存じの方もいるだろうが、今回はSwitchPenをご紹介したい。
会社名かブランド名かはよく知らないが「CRUSHMETRIC」(クラッシュメトリック)という冠の中の現在販売されているボールペンのひとつが「SwitchPen」だ。外観的にはシルバーカラーとギャラクティックブラックと呼ばれる2色展開だ。
筆者は最初ギャラクティックブラックと呼ばれる黒いモデルを5本セットで衝動買いした。毎年が365日連休の暇な筆者は、会う人ごとにこのSwitchPenを見せて自慢したところ、ほぼ100%の人がビックリするのが楽しかった。5本もある余裕体制だったので、家族や知人にプレゼントしてたら、あっという間に自分用の1本だけになってしまった。
続いて色違いのシルバーモデルも2本セットで購入。シルバーモデルからパッケージに無駄がないコストリダクション型のスリムなタイプに変更になっていた。そのシルバータイプも友人にプレゼントしてしまったために結局、筆者の手元に残ったのは初期のギャラクティックブラックモデルとシルバータイプの2本だけとなった。最近、ギャラクティックブラックモデルは、仕様改善がなされVer2.0にアップされたようだ。

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