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介護現場の課題“排泄”の負担を減らす第二世代「Helppad2」販売開始

排泄するとセンサーがにおいを検知して介護職の人に通知するシステム

 abaは10月30日より、第二世代「Helppad2」を販売開始した。

 第二世代Helppad2は、第一世代の発売以降、数年間に渡りヒアリングを重ねた介護現場の声を反映させた製品。介護施設で働く人の負担をより減らし、被介護者の人もより快適に過ごせるよう工夫を重ねたという。

「オムツを開けずに中が見たいよね。中が分からないと、開けたけど(便や尿が)出ていなかったり、開けたときには遅すぎたりして、ほんと困っているからね」

 介護職の人は、おむつは1日に何度も交換する必要があるうえ、後始末にも手間がかかる。abaは、そんな現場の声を聞いて、介護職の人の精神的・肉体的な負担を減らすべく、排泄するとセンサーがにおいを検知して介護職の人に通知するシステム・Helppad2を開発した。

 センサーは、エアコンや空気清浄機などに使われる汎用品を採用し、安価に提供できるよう工夫した。技術的な特徴は「"排泄物のにおい"を検知するアルゴリズム」を開発したこと。汎用センサーは排泄だけでなく、食品や消臭剤など排泄以外のにおいにも反応する。

 通知システムは、ベッド上に敷かれたHelppad2が排泄を検知するとウェブ画面にお知らせが届く仕組みになっている。スマートフォンでも使えるようアプリも用意されている。

 本製品の詳細はこちら

■排泄センサー Helppad2
価格:オープン価格
サイズ:縦17cm、横140cm、厚さ2cm
重量:500g
定格電圧:AC100V
定格周波数:50/60Hz
定格消費電力:5W以下
付属品:排泄センサー、カバー、マット、ACアダプター、Type-Cケーブル、取扱説明書

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