ユーザー数200万人を突破した「lit.link」を運営するTieUps株式会社がプレシリーズAで総額3.7億円の調達
TieUps株式会社
人と人の結びつきの価値を上げるコミュニケーションテック事業の成長加速
コミュニケーションテック事業のサービス開発・運営をするTieUps株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:小原 史啓、以下「TieUps」)は、三井住友海上キャピタル株式会社、JFR MIRAI CREATORS Fund、キャナルベンチャーズ株式会社、株式会社ANOBAKA、GMOペパボ株式会社、SMBCベンチャーキャピタル株式会社、新生企業投資株式会社、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社、三菱UFJキャピタル株式会社の計9社から、プレシリーズAラウンドで総額3.7億円の調達を完了したことをお知らせいたします。 調達した資金はブランディングプロフィールツール「lit.link」のグローバルビジネス立ち上げ、体験型ファン育成プラットフォーム「WeClip」の機能拡充への投資、採用の強化を予定しています
今回の資金調達の背景、新たなミッションの策定
私たちは今回の資金調達を契機にコーポレートミッションとして「コミュニケーションを進化させ、価値ある結びつきをつくる」を策定しました。
インターネットの普及とともに多くのSNSが誕生し、情報の伝達方法は複雑化しています。一人一人が情報を得る手段が変わり、広く浅い情報発信をしても本当に伝えたい情報が伝わりづらくなりました。このような時代で、私たちは「狭く深い」コミュニケーションが必要だと考えます。
一般的にSNSでは「フォロワー数が多いと影響力がある」と言われていますが、フォロワー全員にその情報が伝わっているとは限りません。1万人のフォロワーがいても、一度の情報発信で、内容を正しく理解する人は多くても3~5%*と言われており、数値にすると300~500人程度の影響力と言えます。
反対に、熱量の高いファンと言える存在が100人いる場合、その多くは高い確率で情報を正確に理解し、さらには周囲に対して語り手として働きかけてくれることにより、数十倍~数百倍の影響力を発揮してくれる可能性があります。このように、複雑化し分散化する現代において、最適なコミュニケーションのあり方は変化し多様化しています。
私たちはコミュニケーションとテクノロジーの力で「伝えたい人に伝わる社会」を実現し、人々の生活を豊かにしていくために今回の資金調達を行いました。今回調達した金額は主に「WeClip」の機能拡充、「lit.link」のグローバルビジネス立ち上げ、内部人材の採用強化等の用途に充ててまいります。
なお、私たちのミッションを伝えていくためにコーポレートサイトをリニューアルしております。
新コーポレートサイト:https://tieups.com
*コンテンツクリックと情報理解に関する定量データ(自社調べ)
撮影協力:東京工芸大学
各投資家からのコメント
島崎卓也氏(三井住友海上キャピタル株式会社)
小原さんと初めてお会いした時に感じた、プロダクトに対する圧倒的な熱量の高さを今でも鮮明に覚えています。TieUpsは名前の通り、デジタル社会で複雑に絡み合ったコミュニケーションを紐解いて、本当に伝えたい人に想いを届けられる社会を目指している会社です。考え抜かれたプロダクトを通して、それを実現できるよう当社でも応援して参ります。
澤柳亮太氏(JFR MIRAI CREATORS Fund)
この度の出資をきっかけとして、TieUps様とJ.フロント リテイリング社がコミュニティやファンマーケティングを活用した共創に取り組めることに、心からワクワクしております。デジタルによる熱量の最大化に精通するTieUps様と、リアルな場を通じた文化醸成に強みをもつJ.フロント リテイリング社の協業により、お客様に新しさと楽しさを兼ね備えた体験価値を提供できると信じております。私もその架け橋となれるよう、全力でご支援させて頂く所存でございます。
左:七里綾香氏、右:浜田大輔氏(キャナルベンチャーズ株式会社)
カスタマーエクスペリエンスが重視され、クリエイティブなセレンディピティが求められる時代に、企業と顧客の在り方が見直されています。私たちはTieUpsの体験型ファン育成プラットフォームが、企業の顧客・ファンとの新たな関係を創っていく事を期待しています。
コミュニティやテックの力で企業・ブランドと顧客・ファンとのコミュニケーションを進化させ、共創を加速させるTieUpsチームの一員として、私たちもチャレンジをしていきます。
萩谷聡氏(株式会社ANOBAKA)
シードに続き追加で出資させていただきました。Z世代を中心としたlit.linkユーザー数の急激な成長は目を見張るものがあり、グローバルを見据えた更なるプロダクトのアップデートを期待しています。新たなコミュニティサービスWeClipも立ち上がり、企業のマーケティングにおける成功体験も増えてきました。今後よりコミュニティは分散し、個人を取り巻く環境が複雑化される中で、TieUpsがユーザー、企業両面を支ええるインフラを整えていくことを期待しています。
犬塚厚範氏(GMOペパボ株式会社 経営戦略部経営戦略グループ投資戦略チーム)
GMOペパボは「人類のアウトプットを増やす」というミッションのもと、さまざまなサービスを通じ、創業以来700万人を超える方々のアウトプットを支援してまいりました。2023年7月に行った当社が運営するオリジナル作成・販売サービス「SUZURI byGMOペパボ」と「lit.link」との連携を第1弾に、今後もさまざまなサービスとの取り組みによりシナジーを創出し、ともに事業拡大をしていけることを期待しています。
左:安田純也氏、右:馬籠勇人氏(SMBCベンチャーキャピタル株式会社)
TieUps社の小原社長をはじめとしたチームの皆様が創るサービスは、個人をエンパワーメントしそれぞれに心地よい場所を創る、というインターネットが持つ本来の力を、今に最適な形でユーザー・企業のために提供するという強い一貫性・想いを感じます。またその努力が結実し今では急速に国内外の若者を中心として、支持を受けつつあります。 今回の資金調達をきっかけに、TieUps社が提供するサービスが、より国内外の幅広い年代の個人・企業にとって心地の良いインフラとして、大きく成長していくことを期待しております。
清河徳宇氏(新生企業投資株式会社)
国内外でクリエイターエコノミーが拡大するなか、クリエイターから優れたUI/UXで支持されるソリューションを提供し、国内トップのユーザー数を獲得していることを高く評価し出資させて頂きました。海外のクリエイターからも高い支持を得られており、グローバルでのプラットフォームになれるよう今後の事業展開に期待しております。
萩原穂高氏(デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社)
TieUps 社が提供する「lit.link」および「WeClip」は、ユーザーの「個性」や「好き」を自分らしい形で発信することで「伝えたい人に伝わる社会」を実現しています。生活者に対して結びつきや共創を生む仕組みの確立は、当社が本業とするデジタルマーケティングにおいても欠かせません。圧倒的スピードで成長し、革新的なコミュニケーション機会の創出に挑戦するTieUps社の更なる飛躍に期待しております。
里見浩太氏(三菱UFJキャピタル株式会社)
クリエイターエコノミーの拡大を通じて、あらゆる人が活躍できる社会が実現されると考えております。TieUps社はそれに資するサービスを提供されており、同社の掲げるビジョンに共感をした為、今般出資をさせて頂きました。高いデザイン性とプロダクト開発力を基に、今後のグローバルへの展開を非常に期待しております。弊社もMUFGの力をフル活用し、全力で支援をさせて頂ければと思います。
lit.link(リットリンク/https://lit.link/ )とは
スマートフォン一つで、SNS・HP・動画や画像の他にNFT、商品販売ページなどの複数のリンクをひとつのページにまとめられる、無料の「ブランディングプロフィールツール」です。アプリ不要で編集、公開が可能です。豊富なデザインテンプレートを活用し、誰もが簡単にデザイン性の高いプロフィールページを作成することができます。
ユーザー数はリリースから2年半で200万人を超え、その6割がZ世代(11歳~25歳)という若い層に支持されています。
さらに2023年5月にリリースした、リットリンク∞カードがあれば、カードを相手のスマートフォンにかざすだけで、簡単に情報を共有できます
WeClip(ウィークリップ/https://weclip.link/ )とは
WeClipはブランドストーリーを語れるファンを育成するための体験型ファン育成プラットフォームです。専用のダッシュボードを用いてノーコードでブランドの世界観をWEBとアプリ上で再現し、コンテンツと交流を通じてブランド理解度の高いユーザーを育てます。
また、コミュニティSNSとしては、ユーザーではなく、コミュニティ単位でフォローするSNSで、各コミュニティ内のユーザーが3段階の権限に分かれているのが特徴で、良質な情報の循環や誹謗中傷への素早い対処ができ、心理的安全性の確保から、活発なコミュニティの継続が期待できます。
■会社情報
会社名:TieUps株式会社(読み:タイアップス)
所在地:東京都渋谷区宇田川町2−1渋谷ホームズ 13階
代表者:代表取締役 小原史啓
設立日:2020年04月30日
URL:https://tieups.com