広告レポート自動化ツール「Databeat」、GA4自動連携機能(β版)リリース
ウェブ広告のパフォーマンスデータとGA4で計測したコンバージョンデータを1つのレポートに統合して出力可能
アジトは10月20日、広告レポート自動化ツール「Databeat」のGA4自動連携機能(β版)として、ウェブ広告データとGA4の計測データを掛け合わせたLooker Studioレポートを作成できる「GA4連携広告レポート作成ツール」の提供を開始した。
媒体間の効果比較における課題
広告運用によって得られた効果(コンバージョン等)は、各媒体の管理画面で確認できるが、複数の広告媒体を利用していると、ビュースルーコンバージョンやクリックスルーコンバージョンなど媒体によってコンバージョンの基準にばらつきが生じ、正確な媒体効果の比較・分析ができないケースもある。こういった課題を解決するのが「GA4」で計測したコンバージョンデータの活用となる。
GA4でコンバージョン計測をすれば、複数媒体のコンバージョンを共通の基準によって計測できるため、正確な媒体比較を実現できる。
GA4連携広告レポート作成ツールとは
GA4連携広告レポート作成ツールは、Databeatで収集・蓄積したウェブ広告データとGA4の計測データを掛け合わせたLooker Studioレポートを作成できる「Databeat」オリジナルのツール。ウェブ広告のパフォーマンスデータとGA4で計測したコンバージョンデータを、ひとつのレポートに統合して出力できる。
通常、このようなレポートをExcelなどで作成するには、UTMパラメータで照合する必要があるため、パラメータのルール設定や管理、UTMパラメータを含むURLの加工、複雑な関数処理などに多くの工数が発生する。
しかし、DatabeatのGA4連携広告レポート作成ツールを利用すれば、少ない工数で広告データとGA4の計測データを統合したLooker Studioレポートを生成することが可能となる。
「GA4連携広告レポート作成ツール」で出力できるLooker Studioレポートの特徴
このツールで出力できるレポートは、以下の2ページで構成される。
・キャンペーンレベルでのGA4連携広告レポートのページ
・広告レベルでのGA4連携広告レポートのページ
各ページでは、期間別、媒体別、キャンペーン別などさまざまな切り口で分析できる。プロモーション名、アカウント名、配信種別、媒体名、キャンペーン名でフィルタリングできるほか、「キャンペーンレベルのGA4連携広告レポート」、「広告レベルのGA4連携広告レポート」をそれぞれ作成することも可能となる。
本ツールは、広告レポート自動化ツールDatabeatの契約者専用のツールとなる。利用にあたりUTMパラメータの設定、Databeat管理画面でのデータベースの作成が必要。
詳細な設定方法や使い方は、完全無料の講座「Databeatオンラインスクール」にて「GA4連携広告レポート作成ツールマスターガイド」を公開している。詳細はこちら。