TDCソフト、プロジェクトパフォーマンス評価機能を実装した社内の新システム『PROJECT IQ (プロジェクトアイキュー)』を開発
TDCソフト株式会社
システムインテグレーション事業のプロジェクトにおけるトラブル撲滅を推進
TDCソフト株式会社(代表取締役社長:小林 裕嘉、以下:当社)は、中期経営計画『Shift to the Smart SI Plus』における主要戦略「SIモデル変革の推進」の一環として、システムインテグレーション事業におけるトラブルプロジェクトの防止や生産性向上を実現するプロジェクト(以下:PJ)パフォーマンス評価機能を実装した社内の新システム『PROJECT IQ (プロジェクトアイキュー)』を開発したことを発表します。
PJパフォーマンスモニター
システムインテグレーターにとって、PJに必要なスキル要素と体制を検討し、適切な人材をアサインすることは、トラブルを回避する上でも非常に重要な要素となります。今回開発した『PROJECT IQ』は、PJ推進に必要となる情報を集約するとともに、PJのパフォーマンスとして可視化することで、トラブルの発生を未然に防ぐための定量的な情報を提供可能にするシステムです。『PROJECT IQ』が提供する機能は、現時点では大きく分けて下記の2点です。
PJパフォーマンス評価機能
PJに必要なスキル要素と、構成する要員のスキルアセスメントを比較し、技術的な観点でPJ全体のパフォーマンスを可視化することができます。従って今までプロジェクトマネージャーなどの経験や考えなど、人的観点を頼りにして検討していたものから、定量的にパフォーマンスを見える化し、適切にPJレビューや受注判定時の支援情報として活用することが可能となります。
要員スキルアセスメント登録・検索機能
PJパフォーマンス評価機能を見える化するために、基礎情報としてPJ要員個人(当社社員やビジネスパートナーなど)のスキルアセスメント情報が必要になります。従ってここに集約した情報を、スキルキーワード、評価などの検索条件で全社横断の情報検索をすることが出来るため、様々なシーンや部門での利活用することが可能となります。
当社上席執行役員でスマートSI推進室の室長である村上知也は次のように述べています。
「当社の中期経営計画である『Shift to the Smart SI Plus』における「SIモデル変革の推進」の一環として、スマートSI推進室では「PJ情報の可視化と活用」をテーマに取り組んでいます。今回、その取り組みの中でPROJECT IQのリリースに至りました。このPROJECT IQでトラブルの撲滅を図るとともに、お客様のさらなる満足度向上にも繋げていけると確信しています。現時点では技術観点のPJパフォーマンス評価にとどまっておりますが、PROJECT IQは逐次アップデートしていく予定で、今後はマネジメントや業務の観点、さらにはメンバーの稼働状況、コスト、品質、スケジュールといった様々な評価要素を取り込み、総合的なPJの健康状態を見える化していきたいと考えています」
TDCソフトについて
TDCソフトは、社会や市場の潜在ニーズを捉え、デジタル技術の新たな潮流に対応した次世代型のシステムインテグレーション企業です。パーパスとして「世の中をもっとSmartに」を掲げ、洗練された快適な世の中の実現を目指し、あらゆる領域の顧客に付加価値の高いITサービスを提供しています。