このページの本文へ

コードレビューの時間は15%短縮

GitHub Copilot Chat利用でコードの品質向上 ― 米GitHub調査

2023年10月23日 10時00分更新

文● ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 米GitHubは、2023年10月10日(米国時間)、AIによるプログラム支援ツール「GitHub Copilot」に関する調査結果を発表した。

 本調査により、「GitHub Copilot Chat」を有効にすることで、同機能を使用したことのない開発者であっても、作成されたコードやレビューされたコードの品質が向上することが判明したという。なお、本調査は、5~10年のソフトウェア開発経験者36人が参加。GitHub Copilot Chatを使用時と未使用時の両方で、コードの作成とレビューを依頼した。

GitHub Copilot Chatの利用でコードの品質が向上

 GitHub Copilot Chatは、統合開発環境(IDE)内から直接GitHub Copilotと対話ができるインターフェイスであり、「Visual Studio」「VSCode」でサポートされ、現在オープンベータ版で提供されている。

 調査では、開発者の85%が、GitHub CopilotとGitHub Copilot Chatを使用して、コードの品質に自信を持てたと答えた。開発者は、コーディングが容易になり、エラーが減り、読みやすく再利用可能で、簡潔で保守性が高くレジリエントなコードを作成できるとしている。

GitHub Copilot Chatへの評価

 また、開発者は、GitHub Copilot Chatをコードレビューに使用することで、コードの品質が向上したと回答。GitHub Copilot Chatを使ったコードレビューは、15%高速になり、コメントを受け入れられる割合も高くなったという。また、開発者の約70%が、GitHub Copilot Chatを使ったレビュアーからのコメントを受け入れている。

 さらに、開発者の88%は、GitHub Copilot Chatを使用することで、コーディング時のイライラが減り、集中力が増したと回答している。

 昨年のGitHub Copilotの調査では、本機能を利用した開発者のコーディングのスピードが、55%速いという結果を公表した。GitHubは「仕事が速いということは、全体の中の一部分でしかなく。何かを迅速に行うことと、何かを正しく行うことは、トレードオフの関係にある。つまり、AIの処理速度が上がり、AIがさらに多くの開発者のためにコードを作成することに合わせて、優れたコード品質の確保することが一層重要となる」とする。

■関連サイト

カテゴリートップへ

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

アクセスランキング

  1. 1位

    ITトピック

    IT技術者の4割が「5年後のスキル陳腐化」に危機感/働くシニアは多いが「長く働きやすい」環境ではない日本/トークンコストの成果証明は難しい、ほか

  2. 2位

    データセンター

    AIデータセンターの「電力・冷却課題」打破へ シュナイダーが営業・設計・現場を直結する新組織立ち上げ

  3. 3位

    TECH

    二酸化炭素を資源に変える新触媒、新しい合金を電気で合成

  4. 4位

    デジタル

    ヤマハ、RTX1300の「ひかり電話アダプターモード」を解説する無料ウェビナーを10月15日に開催

  5. 5位

    サーバー・ストレージ

    「身代金を払えば復元できる」は過去の幻想――約束を守らない攻撃者と変容するランサムエコシステム

  6. 6位

    ソフトウェア・仮想化

    Microsoft IQとは? AIエージェントが必要とする理由は? マイクロソフトの担当幹部が解説

  7. 7位

    クラウド

    NTTドコビジが「GPUaaS」提供へ 1分単位で利用でき、ハイブリッド構成も可能

  8. 8位

    sponsored

    乱立する文書管理をBoxに統合へ、オークネットは基盤整備で「AIをビジネスの武器にする」

  9. 9位

    sponsored

    ルールは作ったが… 現場の「勝手にAI利用」が止まらない! どうやったら防げた?

  10. 10位

    IoT

    フィジカルAI時代を見据え、NTTドコビジがNaaS基盤を強化 数万台のIoTデバイスをセキュアに管理

集計期間:
2026年09月23日~2026年09月29日
  • 角川アスキー総合研究所