東急不動産「(仮称)Shibuya Deep-tech Accelerator」をShibuya Sakura Stage(渋谷サクラステージ)内に開設
東急不動産は10月13日、ディープテック領域のスタートアップ育成・支援を目的とする「(仮称)Shibuya Deep-tech Accelerator」を11月竣工予定の「Shibuya Sakura Stage(渋谷サクラステージ)」内に開設すると発表した。
同社は6月にマサチューセッツ工科大学(MIT)との産学連携プログラム(ILP)に日本の総合不動産デベロッパーとして初めて本格的に参加することを発表以降、MITとの連携を深め、広域渋谷圏におけるスタートアップ支援の更なる推進と、ディープテック領域を中心としたイノベーションを創出する場づくりの検討を進めてきた。
本施設の開設をきっかけに、同社はMIT ILPを通じたMITエコシステム全体との協業を加速させ、広域渋谷圏におけるイノベーション・エコシステムの構築を推進するという。
具体的には、本施設にてMITのJeffrey Grossman教授をアドバイザーに迎え、同教授と共に新規開発したアクセラレータープログラムを提供する予定。
またMIT John Carrier教授とも連携、今後実践型プログラムを拡充するほか、パートナー企業とのグローバルで高度な産学連携を実現。将来的なファンド設立($100M)による継続的な資金調達機会の提供を予定しているという。