TGS2023 GALLERIAブースステージイベントをレポート【前編】
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2023年10月27日 11時00分更新
続いて、Peter氏から動画配信向けモデルでも採用されているGeForce RTX 40シリーズの、動画配信向けの機能について紹介があった。
1つ目は、RTX 40シリーズに追加された第8世代NVIDIAエンコーダー(NVENC)に搭載されているAV1エンコーダー。これにより、従来のエンコーダーと比べておよそ40%映像がキレイになり、キャラクターや文字もくっきり映し出した配信が可能になるという。
またRTX 4070 Ti以上のGPUには、編集者向けにデュアルエンコーダーを搭載しているのもポイント。Peter氏は「簡単に説明すると、2つのエンコーダーがあるので、単純にエンコード速度が2倍になると考えてもらえればいいです。クリエイターさんはこの省略した時間で別のことができます」とアピールした。
イベントでは、動画配信向けモデルの実機をもとに特徴を紹介。原口氏はまず、GALLERIAのオリジナルロゴをヘッドにデザインしてある、DeepCoolの240mm水冷CPUクーラーLS520に触れ、「冷却性能が高くてオリジナルデザインのCPUクーラーがあると、安心感も高まるし、デザイン的にも満足できるのでいいですよね」と高評価。
加えて「あと、スゴイと思うのがこのリジッドカードサポートです。グラフィックカードのサイズに合わせて、コの字型でがっちり固定してるんです。しかもメタルですよ! 運搬や経年劣化でビデオカードが抜け落ちる心配がないというのは、うれしいですよね」とコメントした。
また、背面にも注目。LiveMixerに加えて、拡張スロット部分にもUSBポートが増設されている。原口氏は「私が見てきた中では世界一USBポートが多いBTOパソコンだと思いますよ。これでUSBハブとおさらばできます!」とコメントしていた。
USBポートに関しては、MCのしょぼすけ氏も「配信者は多くの周辺機器を使うので、USBポートが多いと毎回挿し直さなくていいのはうれしいですよね。最近は配信機材だけじゃなくて、コントローラーとかも接続しておきたいので、多ければ多いほどいいです」と賛同していた。
最後に原口氏は「配信者に特化したモデルって、今までになかったと思います。PCゲーマーや動画配信者として、新しい一歩を踏み出すための最適な1台です。ぜひ周りのお友達にもすすめてください。今後も、チャレンジした製品をGALLERIAさんと一緒に作っていきたいです」と挨拶。
Peter氏は「40シリーズを搭載しているのも含め、まさに配信に適したモデルだと思います。グラフィックカードも、用途に合わせていくつか選べるので、ご検討いただきたいです」と挨拶。
しょぼすけ氏は「配信を始めるためにどんなパソコンが必要かというのはよく聞かれるので、しっかりオススメできるモデルができたというのはうれしいです」とコメントし、イベントを締めくくった。