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監査法人向けAI証憑突合システムを手掛けるジーニアルテクノロジーがExcelアドイン製品をリリース

PR TIMES

株式会社ジーニアルテクノロジー
あらゆる書類の照合・突合作業をExcel上で効率化

ジーニアルテクノロジー株式会社(https://www.genialtech.io/ja/)は、「ジーニアルAI」をリリースしました。新しい「ジーニアルAI」はExcelにインストールして使用するアドイン製品です。現行製品「ジーニアルAI for Web」から機能を大幅に見直し、使い方をより短い時間で理解できるようになりました。 Excelアドイン「ジーニアルAI」製品ページURL: https://www.genialtech.io/ja/genialai/



■背景
会計監査において、Microsoft Excelが日常的に使用され、被監査会社が実施した会計処理を把握・検証し、監査調書を作成する業界標準ツールとなっています。また、経理、財務、企画、マーケティング、情報システム、総務などのバックオフィスの多くの現場でも、データの入力・加工・チェック・出力などの作業をExcelで行っています。
他方、2024年1月1日から電子帳簿保存法によって、電子データで受領した書類をそのまま保存することが義務化されるため、書類のデジタル化を進めている企業が増えています。

■「ジーニアルAI」の特徴
新しい「ジーニアルAI」は、Excel明細行と関連する書類を推定し、セルのデータと書類のデータが意味的に一致する箇所を提示することで、確認作業にかかる業務効率を改善できるExcelアドインです。書類を認識し、Excelデータと照合し、Excel明細行と書類とを紐付けてユーザーへ提示します。「ジーニアルAI」は、PwCあらた有限責任監査法人との実証実験で94%の高い照合精度を実現するために培ったノウハウを活かしつつ、担当者のニーズに寄り添った使いやすいExcelアドインです。


照合作業の効率化
証憑突合という監査手続を含む、Excelシートと書類との照合作業を効率化します。書類を自動認識し、Excelセルと対応する書類の領域をハイライトしてExcelタスクペインへ表示します。

書類内容の転記
デジタル化された書類をインポートし、書類上で指定した領域の文字をExcelセルへ転記します。書類の表部分を指定すれば表構造を保ったまま転記できます。

AI-OCR
書類にテキストデータが埋め込まれていなくても文字を読み取り、タスクペイン内に表示します。また、書類の内容を任意の文字列で検索できます。

大量のファイルの処理
指定したフォルダに含まれる複数の書類を一括インポートできます。また、何十ページもの書類を同時に読み込んでもフリーズが発生しにくい仕組みを採用しています。

日本語対応
西暦/和暦、半角/全角、法人種別の略称などの日本語特有の表記の差異に対応しています。



■今後の展望
Excelアドイン「ジーニアルAI」の監査法人におけるグローバル導入を目指します。また、一般企業向けにはデータ入力や照合がExcelを使って手作業で行われている様々な場面において、大幅な業務効率化が可能なツールとして「ジーニアルAI」を展開します。

■よくある質問
Q1. 何が新しくなったのですか?
「ジーニアルAI」は現行製品「ジーニアルAI for Web」と同じ目的を達成するために全く異なるアプローチを採っています。「ジーニアルAI」はExcelアドインですが、現行製品はWebアプリケーションです。

Q2. なぜExcelアドイン形式としたのですか?
会計監査や経理・バックオフィスではExcelが広く利用されているため、ブラウザとExcelを切り替えずに円滑にExcelと連携できるようにアドイン形式を採用しました。

Q3. ジーニアルAI for Webとどのように差別化していますか?
「ジーニアルAI for Web」はブラウザ上で設定を行うことで、定型書類の入力や特定の項目の照合を高精度で自動化することができます。「ジーニアルAI」はExcel上に書類を読み込むことで、これらの作業をほとんど設定せずに効率化することができます。

Q4. 競合他社の製品とどのように差別化していますか?
現在、同様の機能を有するExcelアドイン製品は海外の会社のみが提供しています。他社製品とは異なり、日本語特有の表記の差異を認識することができます。
また、ジーニアルAIでは出力列の指定やファイル整理などの事前設定を不要とすることで、より直感的な照合処理を実現しています。
加えて、他社製品は何十ページもの書類を読み込むと動作が遅くなったり、フリーズが発生したりすることがありますが、ジーニアルAIではこのような問題の発生を抑える仕組みを採用しています。

Q5. 照合時間をどのくらい効率化できますか?
データ行に対応する書類を検索する時間が、目視で行う場合と比べて60%~80%程度短縮されると見込まれます。

Q6. どのように情報セキュリティを確保していますか?
ISMS (ISO 27001)認証を取得したうえで、暗号化、脆弱性対応、パスワードポリシー、モニタリングなどの社内体制を高い水準で維持しています。

Q7. ターゲットは日本国内ですか全世界ですか?
日本国内はもちろん、英語圏を中心とする世界展開を予定しています。日本語に加えて英語のユーザーインターフェースを実装しており、英語で書かれた書類も読みとることができます。

Q8. 監査業界以外にどのような業界で利用できますか?
金融業、製造業、運輸業、小売業など、さまざまな業界でユースケースが想定されます。Excelで行っている照合作業や入力作業を効率化する幅広いニーズに対応できます。

Q9. 照合作業以外にどのようなユースケースで利用できますか?
Excelシートへの入力作業が想定されます。デジタル化された書類をインポートし、書類上で指定した領域の文字をExcelセルへ転記することで入力効率を向上することができます。

■ジーニアルテクノロジー
会計監査においてテクノロジーを駆使した業務効率化がグローバル規模で注目されている中で、それに資するツールの開発に一定の進捗は見られるものの、現時点では大部分を目視によるチェックに頼らざるを得ないものに留まっています。
ジーニアルテクノロジーは「AIでもっと役立つ監査を」をミッションに、監査現場の負担をAIで減らして会計士がもっと人間的な業務に集中できるよう、目視によるチェックを効率化/自動化する自己学習型の監査ツールを開発・提供しています。

■会社概要
社名:株式会社ジーニアルテクノロジー
設立:2019年7月1日
所在地:神奈川県平塚市紅谷町8-16 サニープラザ平塚3階
代表取締役:阿部川 明優(あべかわ あきまさ)
URL:https://www.genialtech.io/ja/
※ Genial TechnologyおよびGenialAIは株式会社ジーニアルテクノロジーの登録商標です。
※ MicrosoftおよびExcelはMicrosoft Corporationの登録商標です。