情報セキュリティをテーマに多様な競技を開催するイベント「SECCON 2023」一大イベントの募集を次々に開始
JNSA
幅広い業界から注目を集める情報セキュリティイベントSECCON では電脳会議 2023(2023年12月23日(土) 24日(日))に向け、SECCON CTF の予選参加者の募集、および情報セキュリティに関する技術的な知見や、業務を効率化するための自作ツールの紹介などを発表・共有する場である Open Conference の講演者の募集開始を発表しました。
特定非営利活動法人日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)(事務局:東京都港区、会長:江崎 浩)のSECCON実行委員会(事務局:東京都港区 日本ネットワークセキュリティ協会内、委員長:三村聡志)は、セキュリティコンテストイベント「SECCON 2023(セクコン2023)」において、SECCON CTF の予選参加者の募集、および電脳会議2023内で行われる Open Conference および応募型コンテストの SECCONCON への発表者・参加者募集を本日発表しました。
SECCON CTF 2023 Qualsについて
SECCON CTF は SECCON の要となる攻撃・防御両者の視点を含むセキュリティの総合力を試すハッキングコンテストです。本年も昨年同様、オンラインで開催される予選大会と、オンサイト会場で開催される決勝大会から構成されます。
予選は 9月16日(土) 14時からの24時間を予定しており、参加登録も9月11日(月)より開始いたしました。皆様のご参加をお待ちしております。
予選
開催日時:2023年9月16日14時(日本時間)~ 17日14時(24時間)
開催形式:オンライン、チーム戦(人数制限なし)
決勝
開催日時:2023年12月23日~24日
開催形式:オンサイト、チーム戦(4人まで)
詳細及び参加登録はこちら:https://ctf.seccon.jp/
SECCON Open Conference について
SECCON Open Conference は自作ツールの発表や新技術の発表の場を提供してきた SECCON Yorozu の流れを汲むオープンカンファレンスです。情報セキュリティに関する技術的な知見や、業務を効率化するための自作ツールの紹介など様々な情報を発表する場です。
SECCON Open Conference 2023 発表者募集概要
SECCON Open Conference 2023 では、情報セキュリティに関する技術的な知見や、業務を効率化するための自作ツールの紹介など様々な形での情報セキュリティに関する発表を幅広くお待ちしております。条件や日時については下記の通り。
発表日時:2023年12月23日(土)および24日(日)(時間については後日確定)
場所:浅草橋ヒューリックホール &ヒューリック カンファレンス 3F
東京都台東区浅草橋1-22-16ヒューリック浅草橋ビル
応募締め切り:2023年10月30日(月) 23:59:59 JST
採否通知:2023年11月6日(月)
※9月29日(金) までに応募頂いた方につきましては、採否を 10月15日(日)までに返答致します。
応募方法 :下記 URL より所定の内容を記述し送付ください。
https://forms.gle/mJKp9h5mLdZmG5Rz5
第3回「SECCONCON」について
SECCON Contest of Contestに応募された競技やコンテストの企画案・設計案を実際に実施するイベント「SECCONCON」の第3回目が9月30日(土)にオンライン開催されます。自由なアイディアで考えられた独自性のある新しい競技やコンテストが行われます。
第3回「SECCONCON」参加者募集概要
■ stringshot2023
(概要)
本競技では、webブラウザ上で入力した文字列の飛距離を競います。簡単な操作で難しい理屈は抜きで楽しめます。他のワークショップはちょっと難しくてついて行けない、疲れたという人も息抜きにお気軽にご参加ください。SECCON2022 Contest of Contestで発表した企画案を実装した競技となります。みんなの思いの丈をつづった文字列を飛ばそう!
(参加対象)
・個人
(必要な準備)
・スマートフォン等のインターネット接続
・webブラウザが使える環境
(参加登録と登録期限)
競技当日9月30日まで
応募フォーム:https://forms.gle/vKShzE5EzrC4fYAQ9
■ 8ピンマイコンチャレンジ
(概要)
我が国では俳句や和歌などのごく限られた制限のもとで豊かな表現をたしなむという、わびさびを基本とする文化があります。本コンテストはATTiny85やPIC12F683などの8ピンDIPマイコンを使うという制限のもとでさまざまな表現を行ってもらい、それをお互いに評価しあいます。
評価は、競技者に10分間のデモを含むプレゼンテーションを行ってもらい、
技術点(5点満点,いかに技術的に出来ることを引き出したか)、
芸術点(5点満点,いかに楽しさや面白さを表現できたか)を審査員に評点をしてもらい実施します。
競技のイメージを把握するための動画:https://youtu.be/_-lyxgkE7ew
(レギュレーション)
・8ピンDIPタイプのマイコンを使用すること
・ブレッドボード上に表現すること
・センサ,LCD,LED,スイッチ,電池などを追加して良い
(参加対象)
・個人またはグループ(4名まで)
(必要な準備)
・参加に必要なもの:作品,デモを含むプレゼンテーションの準備
(参加登録と登録期限)
競技当日9月30日まで
応募フォームは:https://forms.gle/hsERFuuuZ1Kjr5jw9
■ AIおもしろ画像生成ミニコンテスト
(概要)
画像生成AIを用いてお題に沿った面白い画像を作ってみる競技です。Google colabを使用して画像生成の世界に触れてみることを目的とした競技です。画像生成AIに触れてみたい初学者や、ちょっと触ってみたいくらいの人でも参加大歓迎です。ご参加をお待ちしています。
(参加対象)
・個人参加
(必要な準備)
・Googleアカウント、PC
(参加登録と登録期限)
競技当日9月30日まで
応募フォームは:https://forms.gle/boUFdKnQBKQ2smAC6
■ 第3回 人間Cコンパイラコンテスト
(概要)
人間Cコンパイラコンテスト(Human C Compiler Contest / HCCC)は、文字通り競技者自身がCコンパイラとなってC言語のソースコードからアセンブリを生成し、その時間と正確さを競う競技です。ソースコードの中にはコンパイルエラーを出す必要のある、仕様上間違ったものも含まれており、単にアセンブリに変換すれば良いのではなく仕様を理解してコンパイルエラーを出すことも要求されます。競技者にはC言語の仕様やABIの知識、アセンブリに対する理解などの低レイヤの総合的な力が求められます。逆に言えば、競技を通してこれらの力が付くとも言えます。最初の問題は易しいですし丁寧なチュートリアルを用意しますので、これから低レイヤの領域に触れようという方も是非チャレンジしてください!
リポジトリ: https://github.com/Alignof/Human_C_Compiler_Contest
チュートリアル: https://github.com/Alignof/HCCC_Tutorial
(参加対象)
・個人
(必要な準備)
・検証用環境をDockerイメージで配布するので、使いたい方はdockerをご自身の環境に導入しておいてください。
(参加登録と登録期限)
競技当日9月30日まで
応募フォーム:https://forms.gle/G2m7dpJh5gzjaiZ3A
以上