「パワポの発明」が 世界を変えた、知られざる 企業プレゼンの歴史

かつて、スライドを使った企業のプレゼンテーションは多額の費用と手間がかかる特別なものだった。それを誰もが簡単に作れるようにしたのがマイクロソフトの「パワーポイント」だ。パワーポイントの登場は企業プレゼンを大きく変えた。
歴史あるMITの研究用原子炉が担う新しい役割

マサチューセッツ工科大学(MIT)のキャンパスには、1950年代に建設された研究用原子炉がある。MITは、この古い施設を次世代の原子炉技術の開発に活用すべく準備を進めている。
コンピューターの未来を作る リソグラフィー誕生・発展史

最先端の半導体チップの製造で重要な役割を担うのがリソグラフィー装置だ。現代のコンピューティングの発展に欠かせないその技術の歴史は、研究者の何気ない思いつきから始まった。
自動運転機能で競争激化、中国では「市街地」が主戦場に

中国で自動車に搭載される自動運転機能をめぐる競争が激化している。「NOA」と呼ばれるレベル2相当の機能だが、市街地での走行に対応しており、各メーカーは対応都市の拡大を競っている。
水没危機のベネチアはなぜ干潟再生に取り組むのか?

地番沈下と海面上昇に悩まされているイタリアの都市、ベネチアは最悪の場合、2100年には水没してしまう可能性があるという。科学者たちは、この沈みゆく都市を、環境問題解決のための実験室と見なしている。
がん治療にも遅れ、米国の深刻な医薬品不足の根本原因

米国で今年に入ってから医薬品不足が顕著になり、患者の治療に深刻な影響をもたらしている。きっかけはインドの医薬品工場の閉鎖だが、根本的な原因は別のところにある。
バイドゥ、チャットGPT風AIボットを一般提供 政府認可を取得

バイドゥは、チャットGPT風のAIチャットボット「アーニー・ボット」の一般提供を開始すると発表した。同社を含む複数のサービスが中国政府の認可を得た模様だ。
1歳時の画面閲覧時間と2歳・4歳時点の発達に関連

東北大学と浜松医科大学の共同研究チームは、1歳時におけるスクリーンタイム(画面を備えたデバイスの使用に費やされた時間)と、2歳時および4歳時における5つの発達領域での発達特性との関連を解析。その結果、スクリーンタイムの長さと、2歳時および4歳時点でのコミュニケーション領域および問題解決領域の発達特性が特異的に関連していることが明らかになった。
MITテクノロジーレビューからのお知らせ

eムック新刊『「若返り」研究-老化の壁は乗り越えられるか』
MITテクノロジーレビューの独自記事を旬のテーマ別に再構成し、PDFファイルとして定期的にお届けしている有料会員専用コンテンツ。新刊は「若返り」がテーマです。
人類の究極の夢である「若返り」が今、一大投資分野へと発展している。グーグルやアマゾン、オープンAIの創業者といったシリコンバレーのセレブからサウジアラビア王室までもが、加齢による病気を防ぎ、健康寿命を伸ばそうと、抗老化(アンチエイジング)研究を推進しているのだ。豊富な資金は、世界中の研究者たちを魅了し、優秀な人材の争奪戦も始まっている。果たして近い将来、「若返りの泉」は見つかるのか。虚実が錯綜する抗老化研究の現在を追った。

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