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KARAKURI chatbot、100以上の言語に対応した翻訳機能オプションを追加

 カラクリは8月22日、インバウンド需要の高まりにともない「KARAKURI chatbot」に100以上の言語に対応した翻訳機能オプションを追加すると発表した。

 KARAKURI chatbotは大手企業向けの高精度AIチャットボット。主に日本語ユーザーをメインとする金融・通販サービスにむけてソリューションを提供してきたが、ChatGPTの登場により、世界中でチャットボット利用が活性化する中で、「KARAKURI」シリーズにおいても顧客から多言語対応の要望が増加。

 一方で、従来の多言語対応のチャットボットは言語ごとに構築する必要があり、企業側の運用負荷が課題となっていた。そこで、1つのアカウントで言語の翻訳を可能にする機能を開発する運びになったという。

 KARAKURI chatbot 翻訳機能ではチャットボットへの質問と回答を、エンドユーザーがブラウザーで設定している言語に自動翻訳できる。日本語のFAQを用意するだけで機械的に翻訳するため、少数言語の訪日外国人にもきめ細かな対応が可能だという。

 利用イメージとしては観光客向けサービスでの案内、賃貸サイトでの留学生へのチャットボットによる一次対応、交通案内サイトでの少数言語による一次問い合わせ対応などをあげている。

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