住宅向け全館空調熱交換気システム「with air(R)(ウイズエアー)」の新製品を発売
パナソニックグループ
パナソニック株式会社 空質空調社(以下、パナソニック)は、2023年10月2日に戸建て向け全館空調熱交換気システム(以下、全館空調)「with air(R)」の新製品を発売します。本製品には、エアコンのオン/オフの頻度の抑制により高効率運転を可能にする制御システムを搭載し、さらなる省エネを実現。また、来年春発売予定の加湿ユニット(オプション品)と空調により、家全体を1年中快適な湿度に保ちます。
近年、コロナ禍を経て室内空気質への関心がより一層高まるとともに、電気料金の高騰や、環境に優しいZEH(※1)の普及が進む中、快適・安心と省エネ性の両立を実現する空質空調システムが求められています。
パナソニックはこれらのニーズに対応するため、2019年2月、戸建て向けにルームエアコン1台と熱交換気ユニットを組み合わせて住まい全体を冷暖房する全館空調「with air(R)」を発売。2022年6月には新たにマンション向け全館空調「with air(R) CUBE(ウイズエアーキューブ)」を発売し、部屋中の冷房・暖房・全熱交換換気・空気清浄を全て行い、省エネで快適・安心な住空間を実現してきました。
今回発売する全館空調「with air(R)」の新製品は、エアコンの温度情報と各部屋のセンサーで検知した室内温度をもとに、使用電力が大きいエアコンのオン/オフの頻度を抑制する制御システムを採用。前機種と比べ、約20%(※2)の省エネを実現しました。また、来年の春にオプション品として発売予定の加湿ユニットは、遠心破砕技術(※3)で加湿量を細かく制御。エアコンによる除湿と同ユニットの加湿制御で1年中快適な湿度に保ちます。さらに、ホームエネルギーマネジメントシステム「AiSEG2(アイセグ2)(※4)」と新たに連携し、宅外からも操作を可能にする(※5)とともに、将来、最新のエアコン(※6)に買い替えた際、それに合わせた運転制御を行えるようソフトウェアの自動更新機能(※7)を導入するなど、利便性を向上しました。
パナソニックは最新の調湿技術と高い省エネ性能を実現した本製品で、上質な空気で快適に暮らせる空間づくりに貢献します。
<特長>
1. 戸建て向けにエアコンの最適制御システムを搭載し、省エネ性を約20%(※2)向上
2. 遠心破砕技術(※3)採用の加湿ユニット(※8)(オプション品)とエアコンの除湿で快適な湿度を実現
3. IoT技術で、宅外操作(※5)やソフトウェアの自動更新(※7)を可能にし、利便性を向上
※1:ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略。
※2:同一のルームエアコンとミニシロッコファンで、制御方式のみを変更し、ルームエアコンとミニシロッコファンの合計電力にて、従来制御399 Wと新制御314 Wを比較。同結果はパナソニック実験住宅仕様で比較したものであり、お客様の住戸における動作を保証するものではありません。
※3:高速回転するドラムから遠心方向に吹出した水滴を壁面にぶつけて微細化し、循環した室内空気に含ませることで加湿。ドラムの回転数を変化させることで加湿量を自由に制御できます。
※4:家庭内の様々な家電や住宅設備機器を連携させるエネルギーソリューションの中核機器(別売り)。「AiSEG」はパナソニックグループの登録商標です。
※5:自宅にAiSEG2がある場合、宅外から専用アプリで操作が可能。
※6:パナソニック全館空調専用のエアコン。
※7:ソフトウェアの自動更新には、宅内でのWi-Fi環境およびインターネット接続が必要です。また、Wi-Fi環境の整備、スマートフォンのブラウザ機能の設定は契約者ご自身で行っていただく必要があります。
※8:オプション品。来年春に発売予定。
全文は以下プレスリリースをご覧ください。
▼[プレスリリース]住宅向け全館空調熱交換気システム「with air(R)(ウイズエアー)」の新製品を発売(2023年8月23日)
https://news.panasonic.com/jp/press/jn230823-1