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普段使いに最適な9万円台の15.6型や1.37kgと軽めな14型ノートPCをピックアップ

文●ジサトラハッチ 編集●ASCII

提供: マウスコンピューター

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 夏の暑さのせいか突然PCが壊れた、最近どうもパソコンの動きが遅い、とお悩みの方。今回はそんな人にお買い得なBTOメーカーであるマウスコンピューターに絞って、今オススメなノートPCをいくつかご紹介したい。宅内利用やビジネス用途でノートPCの買い替えを検討している人は、ぜひ参考にして欲しい。

 そこで、今回はお買い得なBTOメーカーであるマウスコンピューターに絞って、今オススメなノートPCをいくつかご紹介したい。宅内利用やビジネス用途でノートPCの買い替えを検討している人は、ぜひ参考にして欲しい。

オプションでLTE通信モジュールも搭載可能な15.6型ノートPC

 まず最初にオススメするノートPCは、CPUにインテル第11世代の「Core i5-1155G7」を採用した「mouse B5-I5I01SR-A」だ。「Core i5-1155G7」はやや型古ながら内蔵GPUに「HD グラフィックス」よりも高性能な「インテル Iris Xe グラフィックス」を搭載。ちょっとした動画エンコードや写真編集も快適にできる性能を有する。

mouse B5-I5I01SR-A

「mouse B5-I5I01SR-A」

 メモリーは16GB、ストレージが512GBと、ビジネス用途では十分な容量を確保。ディスプレーは画面が大きめな15.6型(1920×1080ドット、ノングレア)。そうした大きめな画面を備えながら、厚みは19.8mmと20mmを切り、重量や約1.68kgと、この手のサイズにしては軽めな部類に入る。

 外での仕事が多い営業職の人には、後述する14型のディスプレーを備えた、より軽い製品の方が向くが、宅内でのテレワーク利用やオフィスで利用する、屋内で長い時間作業をする人には、本機がオススメだ。

「mouse B5-I5I01SR-A」の主なスペック
ディスプレー 15.6型(1920×1080ドット、ノングレア)
CPU インテル「Core i5-1155G7」
(4コア/8スレッド、最大4.5GHz)
メモリー 8GB×2(DDR4-3200)
ストレージ 512GB M.2 SSD
無線機能 Wi-Fi 6、Bluetooth 5
ウェブカメラ 100万画素
駆動時間 約9時間
インターフェース USB 2.0 Type-A×2、USB 3.1 Type-C、USB 3.1 Type-A、HDMI、ギガビットLAN、ヘッドホン出力・ヘッドセット端子、microSDカードリーダー(UHS-I)
サイズ/重量 360.4×239.3×19.8mm/約1.68kg
OS Windows 11 Home
直販価格 9万9800円

 左右のベゼル幅は実測で約7mmほどと狭めで、ディスプレーサイズの割にはスリムなデザイン。天板には、同社を象徴するチーズのロゴを配し、シボ加工でややザラついた手触りは、つるつるした表面加工よりも指紋が目立ち難い。

mouse B5-I5I01SR-A

左右のベゼルは狭めで、上部にはウェブカメラを搭載する

mouse B5-I5I01SR-A

天板はグレーのロゴが中央に配置されただけの落ち着いたデザイン

 キーボードのキーは、ごく一般的なレイアウト。仕事で表計算を良く使ったり、家計簿を付けたりする人にはうれしいテンキーも備える。

キーピッチは19mmとフルサイズ。キーストロークは深くないが、ペタペタとした打鍵感はある

 インターフェースは映像出力も可能なUSB Type-Cと、HDMIを備え、メインディスプレーも含めると3画面環境が構築できる。左側にはUSB 2.0 Type-Aが2つ、右側面にはUSB 3.1 Type-Aを配置し、左右どちらでもマウスやUSBメモリーが使えるようになっている。

mouse B5-I5I01SR-A

左側面

mouse B5-I5I01SR-A

右側面

 また、本機はオプションでLTE通信モジュール(+2万6950円)を搭載可能。無線LANしかない外のカフェや、得意先でも通信を使いたいという人は選択肢として考慮しても良いかもしれない。

内蔵GPUの性能は高め

 CINEBENCH R23のマルチコアのスコアーは4366。4コア/8スレッドのCPUで、10万円前後のノートPCの性能としては及第点といったところ。

mouse B5-I5I01SR-A

CINEBENCH R23のスコアー

 一方で、アプリケーションの実行など総合的なパフォーマンスを計測するPCMark 10のスコアーは、総合で4917。今年6月に記事を掲載したAMD「Ryzen 5 5560U」を搭載した同社の「mouse X5-R5-WA」と比較すると、写真や動画などのコンテンツ制作に関わるDigital Content Creationのスコアーで800ほどのスコアー差を付けて勝った。

 Ryzen 5プロセッサーの内蔵GPUも決して低くはないが、「インテル Iris Xe グラフィックス」が使える「mouse B5-I5I01SR-A」の方が、ちょっとした動画や写真編集においては、より快適に行なえるといえる。

mouse B5-I5I01SR-A

PCMark 10のスコアー

 最後にCrystalDiskMarkで、ストレージの速度を確認してみた。

mouse B5-I5I01SR-A

CrystalDiskMarkのスコアー

 シーケンシャルリードは、公称2500MB/sのごく一般的なPCI Express Gen3 x4のSSDといったところ。ただし、シーケンシャルライトはやや速い。当然、従来のSATA接続のSSDよりは高速で、一般的なオフィス仕事や家庭で使う分には十分快適に使える性能を持っている。

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