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DATAFLUCT、PDFや画像などの非構造化データも学習し、生成AIで業務を支援する社内データ活用サービス「AirLake Chat」を提供開始

PR TIMES

株式会社DATAFLUCT
データサイエンスで企業と社会の課題を解決する株式会社DATAFLUCT(本社所在地:東京都渋谷区、代表取締役CEO:久米村 隼人、以下「DATAFLUCT」)は、社内外の非構造化データを含むさまざまなデータを、簡単な操作で収集・分析しやすい形に加工・蓄積するデータプラットフォーム「AirLake」と、OpenAIの人工知能「GPT-4」などを組み合わせた社内データ活用サービス「AirLake Chat(エアーレイクチャット)powerd by OpenAI」(以下「AirLake Chat」)を2023年7月19日(水)より提供開始します。 紙やPDFファイルなどAIやデータ分析への活用が難しい「非構造化データ」も学習させることができ、過去の提案書をもとに新たな提案書作成をサポートするなど高度な業務支援が可能になります。また、スマートビル向けソリューションとして、竹中工務店のビルOS「ビルコミ(R)」とのデータ連携を2023年12月に開始予定です。メンテナンス情報や設備の状態などを外部漏洩せずに関係者間で簡単に共有できるようにすることで、効率的なビル管理を支援します。


業務に関わる多くの「非構造化データ」は、AI・データ分析への活用が難しい


現代のビジネス環境では、情報が爆発的に増加し、その管理と活用は大きな課題となっています。とくに、紙データ、会話記録、営業データなど「非構造化データ」は急速に増えており、この大量の情報から価値ある洞察を引き出すことは、競争力を持つために不可欠です。
一方で、行と列の概念がなく、どこにどのような情報が記載されているかの判別が難しい非構造化データは、AIの学習やデータ分析に活用することが技術的に難しく、多くの生成AIサービスでは非構造化データを十分に活用できていません。

当社は、非構造化データを高速に蓄積し、リアルタイムで解析可能な状態にする機能を持つ「AirLake」を開発するなど、非構造化データの活用に関する知識と実績があります。当社の技術とOpenAI社の高度な自然言語処理能力を組み合わせることで、新たなDXの可能性を生み出すために「AirLake Chat」を開発しました。
AI分析に欠かせないデータの構造化や、自然言語への理解と活用などの高度なAI技術に関する深い知見をもとに開発した「AirLake Chat」は、社内外にあるデータを組み合わせ、非構造化データから価値ある洞察を引き出し、単なるチャットアプリケーションを超えた業務DXを可能とします。


カスタマーサポートの工数を20%削減。社内ナレッジを学習し、あらゆる業務をサポートする「AirLake Chat」


「AirLake Chat」サービス利用の流れ
「GPT-4」は自然言語処理を得意とするAIで、人々と自然な会話を行うことができます。この能力を活かして開発した「AirLake Chat」は、社内データと外部データを学習し、チャット形式で業務を支援します。社内外の問い合わせ対応が多い企業や、過去データを蓄積しているが簡単にアクセスできる仕組みがなく、利活用できていない企業を対象としたサービスです。

本サービスの効果検証では、過去の問い合わせ情報に基づくカスタマーサポートの効率化検証を実施し、過去の応対に対するコストを20%削減し、顧客ロイヤリティは現在の方法よりも向上する結果を得ました。
カスタマーサポート業務以外にも、担当者が人力で行っていた「過去の類似資料を探して、参考にする」「文章を作成して推敲する」などあらゆる業務に必要な作業をサポートすることができ、業務効率化が可能です。過去の問い合わせデータなどの社内資産と、最新の市況状況などの外部データを組み合わせて回答することができるため、担当者自身が気づかなかった点を指摘したり、経験の少ない業務を行う場合にヒントを得られるなど、業務の質を向上することも期待できます。

また、本サービスはチャット履歴を学習データとして外部漏洩せず、アカウント管理機能、利用履歴分析機能を備えています。最新の生成AIを用いて、これまで埋もれていた社内のナレッジをセキュリティーに配慮した環境で活用できます。

「AirLake Chat」の活用例


(1)文書作成・要約を効率化 過去データをもとに新たな提案書作成も可能

新たなドキュメントの作成支援や、議事録や複雑な文章の要約に活用でき、文章読解・作成を効率化します。箇条書きで入力した内容から「AirLake Chat」で文章を生成したり、過去の提案データを「AirLake Chat」から必要な機能や特長を学習し顧客ニーズにあわせた新たな提案書の文章を生成することも可能です。

(2)社内データと外部データを学習し、カスタマーサポートを最適化

企業の製品やサービスに関する内部データ(FAQ、製品マニュアルなど)と、外部データ(製品やサービスに関する公開されている情報や一般的なカスタマーサポートの知識)を組み合わせて学習させることで、より詳細で適切な対応が可能になります。

(3)文脈を理解した校閲や翻訳で、多言語コミュニケーションを円滑に

文脈を判断した上でメールや書面の校閲、翻訳を瞬時に行うことができるため、社内外のコミュニケーション品質向上と速やかな返信を実現します。

外部サービスとの連携も可能。竹中工務店のビルOS「ビルコミ(R)」との連携でビル管理を効率化


あらゆる業界・業務に活用いただける「AirLake Chat」は、外部サービスとの連携も可能です。

例えば、「AirLake Chat」立案のきっかけになったスマートビルでの活用として、株式会社竹中工務店(社長 佐々木正人、以下、「竹中工務店」)が開発したビル用のデータプラットフォームである「ビルコミ(R)」は、DATAFLUCTと竹中工務店が共同開発した空間分析基盤(BSAP:Building Space Analyze Platform)を介して「AirLake Chat」とのデータ連携を予定しています。
「ビルコミ(R)」は、建物情報や設備データを一元管理するプラットフォームで、ビル運営とメンテナンスを支援します。「AirLake Chat」を活用することで、メンテナンス情報や設備の状態など、これまでデータ集計・分析が必要だった建物の状況を簡単に把握できる環境の提供を目指します。また、建物ごとに構築するデータプラットフォーム「ビルコミ(R)」のデータを、外部漏洩せず、建物の利用者間で必要な情報を共有できるようにすることで、より効率的なビル運営・管理を可能にします。本機能は2023年12月より提供開始予定です。

※ビルコミ(R)は株式会社竹中工務店の登録商標です。
今後の展開


今後も、非構造化データを含めて学習する生成AIソリューションとして開発を進め、社内外のナレッジを有効活用できる環境の提供を目指します。

スマートビル分野では、BSAPを介した「ビルコミ(R)」とのデータ連携により、オフィスビルをはじめ、物流施設や商業施設、学校、病院など様々なタイプの建物のスマート化に適用されることを検討しています。本連携により、建物のライフサイクル全体での価値を最大化し、効率、持続可能性、そして利用者の満足度を向上させることを目指しています。

「AirLake Chat」のご利用について


本サービスは、ストレージやトランザクションによりデータ課金が発生します。製品のデモや詳細に関心のある方は、「AirLake Chat」サービスサイトをご覧いただくか、下記の連絡先までお問い合わせください。

「AirLake Chat」サービスサイト URL https://service.datafluct.com/airlake-chat
メールでのお問合せ info@datafluct.com

株式会社DATAFLUCTについて


株式会社DATAFLUCTは「データを商いに」をビジョンに掲げ、埋もれていたデータから新たな価値を生み出し、社会課題を解決するデータビジネスパートナーです。非構造化データをはじめ、データの形式にとらわれない「マルチモーダルデータ活用」に強みを持ち、データの収集・蓄積・加工・分析を一気通貫で実現します。
需要予測によるロスの削減、持続可能な都市計画、脱炭素に向けた行動変容など世界基準の課題に着目した自社サービスも展開し、誰もがデータを有効活用することで持続可能な意思決定をすることができる世界の実現を目指しています。2019年JAXAベンチャー※認定企業。
※ 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の知的財産・業務での知見を利用して事業を行う、JAXA職員が出資・設立したベンチャー企業。

<企業概要>
本社所在地:東京都渋谷区道玄坂一丁目19番9号 第一暁ビル6階
代表者:代表取締役CEO 久米村 隼人
設立:2019年1月29日
電話番号:03-6822-5590(代表)
資本金(5月末時点):13億4,712万円(資本準備金含む)
事業内容 :マルチモーダルデータ活用サービス(AI/機械学習/ビッグデータ解析)の提供、企業のDX支援
Webサイト:https://datafluct.com/
Twitter:https://twitter.com/datafluct
Facebook:https://www.facebook.com/datafluct/