別売の「トルクアダプター」が超オススメ
ビットは6.35mmの六角。10種類が付属しているので、何も用意していなくても、とりあえず使い始められます。ただし、ビットは短く種類も多いわけではないので、使いやすいものを買い足すといいでしょう。
取り付け部が9mm以上のビットであれば、利用可能。磁力でくっつくタイプなので、長いビットは重くて外れやすくなります。また、両面ビットは少し遊びが大きくなるので、グラつきやすくなる点も注意したいところ。
IXOシリーズの醍醐味といえば、豊富なアタッチメント。壁際のネジを回しやすい「スミヨセアダプター」、ネジを横向きで回せる「アングルアダプター」、トルクを10段階に選べる「トルクアダプター」、ビットが脱落しづらい「ドリルアダプター」あたりは定番です。
特にオススメは、「トルクアダプター」。トルクを軽めにしておけば、ネジの締め過ぎを防げるので、機械類のネジを扱う時にものすごく重宝します。過剰に締めた上に滑って頭をなめてしまう、といった悲しい事故も起こりにくくなります。
また、ダンボールや布を切る「マルチカッター」なんかもあります。ゴミの処分なんかで活躍してくれそうですね。
工具とは離れた使い道を提案してくれるものもあり、「バーベキューファン」「ワインオープナー」「ペッパーミル」なんかがソレ。便利かどうかはわかりませんが、可能性を広げてくれるという意味では面白いアタッチメントです。
LEDは2つ装備で近くも見えて結構明るい
トルクが強化されているということもあって、この小さなボディとは思えないほど力強さがあります。前回同様、2×4材の端材に4.5mmのタッピングネジがどこまで入るか試ししてみたところ、首元まで余裕で入った上に、ネジ頭が少しめり込みました。これだけのトルクがあれば、組み立て家具で困ることはなさそうです。
軽く握っているだけだと手首をひねってしまうので、力が強いということを念頭に、がっちり握るようにしたいところ。力の弱い子供や女性が使うなら、両手で握った方がいいかもしれません。
先端のLEDは上下に2つ装備されており、すぐ近くでも影にならずに見えるのが◎。かなり明るくなっているので、薄暗いところでの組み立ても捗りそうです。でも、まー、トルクアダプターを装着すると、LEDは隠れちゃうんですけどね。
使用頻度が高いなら、バッテリー容量やトルクの面から大型のドリルドライバーがいいですが、たまのDIYで使う程度であれば、小さくてかわいい「IXO7」で十分。手元に置いておきやすいので、スグに使える電動ドライバーとしても最適です。
●お気に入りポイント●
・小さくてかわいいのに力強い
・豊富なアタッチメント
・アタッチメントをしまうスペースがケースにある

この連載の記事
-
第108回
自作PC
【本物みたい!】安全に“工具で遊べる”おもちゃレビュー -
第107回
自作PC
これ1台で90kg運搬+軽作業も!折りたたみ式の万能ツールワゴンがめちゃ便利 -
第106回
自作PC
「そのType-C充電遅くない?」eMarkerも読める激安USBテスター「KWS-X1」があれば、遅さの原因がわかるかも【レビュー】 -
第105回
自作PC
まとわりつくネジが嫌すぎる! 激安消磁器でドライバーの磁力をリセット【レビュー】 -
第104回
自作PC
私にも磁界が見える…!iPadの磁界を可視化してみた【実験】 -
第103回
自作PC
“左右で違う”が正解!3点で掴めるトリグリッププライヤーの使い心地が地味に革命的でした -
第102回
自作PC
“濡れない・柔らか・あったか”三拍子そろったネオプレーングッズが気になる -
第101回
自作PC
光の“質”まで測れる! 色温度&演色性がわかる照度計「SK-8202」を使ってみた -
第100回
自作PC
激安工具3製品で「バリ取り」にチャレンジ! 曲面の取れ具合は、ハンドルの形状で変わるのか? -
第99回
自作PC
最高かよ! USBのケーブルやポートの正体を暴ける「USB CABLE CHECKER3」 -
第98回
自作PC
ハンマーで遠慮なく叩ける!「アンビル」の使い心地が想像以上だった - この連載の一覧へ

















